CG基礎実習U | 西田 徹 山本 泉 |
授業目標 | コンピュータを使って絵を描く行為、つまり、コンピュータグラフィックス(CG)は、将来デザイナー業界での活躍を目指す私たちにとって、絶対必要となるテクニックである。CGソフトの正しい利用方法を考えながら基本的な操作方法から応用までを習得することを目標とする。 |
科目内容 | 2次元のCGソフトウエアの代表として、「Illustrator」「Photoshop」などがあるが、CG基礎実習のUでは、「Photoshop」の使い方を主に学ぶ。前半は、ソフトの基本操作方法を習得し、後半では、写真のデジタル処理に関する技術と応用を学ぶ。また、CGを使うことによる利点や問題点も合わせて考える。 |
授業計画 |
実習ではデジタル画像処理のソフトとして定評のある「Photoshop」を使用する。コンピュータおよび周辺機器の基本的な操作方法やスキャナーなどを使って画像をコンピュータに取り込む方法は、CG基礎実習Tで学習済みなので、それ以降の実習をここでは行う。 1 Photoshopで出来ることは何か?プロの作品の紹介(1週目) 2 Photoshopの基本操作をマスターする(2〜8週目) (1) 選択範囲の操作をマスターする (2) レイヤーの基礎をマスターする (3) 写真のレタッチをマスターする (4) フィルターの使い方をマスターする (5) 文字やロゴの作成に挑戦する (6) IllustratorグラフィックとPhotoshop画像の合成をマスターする 3 基本をマスターしたので、その応用として、インテリアの分野で使えるPhotoshopのテクニックを考え、作品をつくりながらマスターしていく(9〜11週目) (1) 作品1 「手書きイラストに色を付ける」 (2) 作品2 「インテリアの色彩計画を行う」 (3) 作品3 「Photoshopで、室内空間をデザインする」 4 以上の作品の講評会を行う(最終回) |
評価方法 | 筆記試験は行わない。出席点(10点)、講評会での発表点(10点)、作品点(80点)総合的に評価する。 |
教 科 書 | 基本的な操作マニュアルはこちらで用意するので買う必要はない。 |
留意事項 | 230MbのMOのディスクを1枚(マック用か、もしくはフォーマットしていないもの)を用意すること。この科目は単独ではなく、CG基礎実習Tと合わせて受講すること。 |