チェンバロA・B 大岩みどり
授業目標  チェンバロ奏法の基本、および装飾法、通奏低音奏法などの知識を身につける。
科目内容  バッハ「小プレリュードと小フーガ」「フランス組曲」を基本的な教材として、主に個人レッスンを行う。
授業計画 チェンバロA
1 導入:楽器の構造と取り扱い方の説明。(グループレッスン)
2 バッハ「小プレリュードと小フーガ」より
 (1) 装飾音とオーバーレガート:プレリュード1番
 (2) リュートのように弾く:プレリュード3番
 (3) オーバーレガートとヘミオラ:プレリュード5番
 (4) カンタービレに弾く:プレリュード6番、7番
 (5) 右手の2声部と左手のノンレガート:プレリュード4番
3 イギリス宮廷の音楽:バード、ブル、ファーナビーらの作品
チェンバロB
1 組曲:ピアノ専攻生はバッハ「フランス組曲」から1つの組曲を各自選択。声楽、ヴァイオリン専攻生はより平易なヘンデルの組曲を課題とする。それらのバロック時代の洗練された形式と、ルネサンス時代の素朴な舞曲を対照させながら、アルマンド、サラバンド、ジーグなどの舞曲の形式を学ぶ。
2 通奏低音奏法(伴奏法)
 (1) イタリア古典歌曲
 (2) 器楽曲
3 フランスのクラブサン作品:クープラン「クラブサン奏法」より
評価方法 試験期間中に実施する実技テストに平常点を加味して評価する。

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