年度	2005
科目名	近代文学講読Ａ
担当者名	玉置　邦雄

科目目標 The Objectives	近代文学における代表的な作家である漱石の『夢十夜』を取り上げて本文を読解し、表現・構 成・背景などの面からその特性について考察する。
授業内容 The Content of the Course	夏目漱石『夢十夜』の世界構造
授業計画 Class Plan	１（１）　日本近代の理念と漱石 　　　『夢十夜』の講読を通して、各〈夢〉の表現方法と主題を考察するのが主眼であるが、併せ 　　　て日本の近代がいかに生成発展していったのかをも解明していきたい。近世から近代への移 　　　行が文学現象においていかになされていったのか、講読の課題として見定めていく。 　（２）　漱石の作家的出発 　（３）　漱石の精神的原風景 　（４）　『夢十夜』の研究評価史 ２　ア　『夢十夜』第一夜 　　イ　〃　第一夜 　　ウ　〃　第二夜 　　エ　〃　第二夜 　　オ　〃　第三夜 　　カ　〃　第三夜 　　キ　〃　第四夜 　　ク　〃　第四夜 　　ケ　〃　第五夜 　　コ　〃　第五夜 　　サ　〃　第六夜 　　シ　〃　第六夜 　　ス　〃　第七夜 　　セ　〃　第七夜 　　ソ　〃　第八夜 　　タ　〃　第八夜 　　チ　〃　第九夜 　　ツ　〃　第九夜 　　テ　〃　第十夜
評価方法 Evaluation Method	・平常点20点と授業中に実施する小テスト（４回80点）とで評価する。
教科書 Textbook	夢十夜/夏目漱石/岩波書店　岩波文庫
指定図書 Reserved Books
参考書 Reference Books
留意事項 Special Class Information

シラバス参照