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年度 | 2005 |
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科目名 | プログラミング応用論 |
担当者名 | 白尾 嘉章 |
科目目標 The Objectives |
本講義では、プログラミングの基本を理解している学生にフラクタルCG(CG:コンピュータ・グラフィックス)やカオスCGを、プログラミングにより、図的表現で理解してもらうことを目的としている。また、その基礎能力である思考力・構成力・表現力を培うことを目標としている。 |
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授業内容 The Content of the Course |
現代社会のように、情報量が増えるにしたがって、言語表現による理解よりも図的表現での理解のほうがたやすい対象が多くなってきている。ここでは、作図に必要な事項を系統立てて推考する「思考力」と正確にコンピュータ言語を組み立てる「構成力」さらに容易に理解できる図形にまとめる「表現力」の能力を養い、フラクタルCGとカオスCGを作成することを目的とする。 |
授業計画 Class Plan |
プログラミング応用論
1 プログラミングとは? 2 図形の基本的表現を学ぶ 必要最小限の基本「C言語」または、「Java言語」を用いてプログラムを組む (1) 円・楕円などの曲線による図的表現 ア リサージュ曲線 イ バラ曲線 ウ 花びらの標本(1) エ 花びらの標本(2) (2) 種々の直・曲線を用いてプログラムを書く (3) 動画の基礎の理解:ゴンドラや風車を動かす 3. フラクタル図形を学ぶ (1)縮小変換とは? (2)自己相似とは? (3)種々の縮小変換によるフラクタル図形 3_1 Koch曲線、 3_2 杉の葉 3_3 葉脈曲線 (4)マンデルブロー図形 4. カオス図形を学ぶ (1)カオスとは? (2)非線形の不思議 (3)連続系のカオスアトラクター(ジャパニーズアトラクター) (4)差分系のアトラクター ア.差分とは? イ.アトラクターと不変曲線 (5)面積保存方カオス (6)強制力を有する系 (7)初期値による図形の変化 (8)カオスフラワー |
評価方法 Evaluation Method |
・平常点(レポート(60点)と出席(10点)とグラフィックの課題作品(30点)の出来を加味して行う。 |
教科書 Textbook |
配布プリント使用 |
指定図書 Reserved Books |
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参考書 Reference Books |
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留意事項 Special Class Information |
この科目についての質問・意見などはsirao@mwu.mukogawa-u.ac.jpまで。 |
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