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年度 2005
科目名 学習心理学特論
担当者名 祐宗 省三

科目目標
The Objectives
 生後の経験や訓練によって獲得・学習される人の行動や態度の諸相の概要について述べ、次いで
「学習成立メカニズム・現代学習理論」に関する歴史的変遷、多分に学習される人の行動異常や不
当適応行動、臨床行為と学習、学校教育と学習等について講義する。
授業内容
The Content of the Course
 先ず「伝統的学習の諸相」について、次いで現代学習理論の面から「学習の習得・崩壊・消去」
「消去していたはずの学習内容の自発的回復・再学習・再消去」について、また臨床行為との関
係で、「人の行動異常・不当適応と学習・消去・自発的回復・再学習」等について、またストレス
やレジーリエンス(立ち直り)についても講義する。
授業計画
Class Plan
1 「伝統的学習」の主要な諸相について
(1) 社会的(対人的)学習:(モデリング)
(2) 情動・動機の学習
(3) 思考的学習(主として「弁別学習」)
2 個人要因としての「学習様式」について
3 学習の成立と「強化」について
4 「学習」の崩壊・「消去」について
5 消去していたはずの「学習内容」の「自発的回復」(臨床面では「再発」)・再学習・再消去
  について
6 人の行動異常・不当適応の学習性について
7 人の行動異常・不当適応の消去・自発回復(再発)・再学習・再消去について
8 ストレスと学習・消去・自発的回復・再学習・再消去について
9 学習性無力感と学習・消去・自発的回復・再学習・再消去について
10 レジーリエンスと学習・消去・自発的回復・再学習・再消去について
11 臨床教育学と「学習」との関係について
評価方法
Evaluation Method
・当科目に関連して、各自の独創性を問うレポートによる。

教科書
Textbook
必要な資料は、授業担当者がその都度、プリントして配付する。
指定図書
Reserved Books

参考書
Reference Books

留意事項
Special Class Information
出席を必要とする。

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