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年度 | 2006 |
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科目名 | 文学理論A |
担当者名 | 倉西 聡 |
科目目標 The Objectives |
現在の文学研究(特に、近現代文学研究)で重要な論題とされている、文学作品とはどのように成り立っているのかということを、文学理論の紹介を通じて明らかにしていきたい。 |
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授業内容 The Content of the Course |
言語哲学、構造主義、記号論など現代思想の強い影響を受けて成立したさまざまな現代文学理論を取り上げて、可能なかぎり平易な説明でその問題点を考察していくことにする。 |
授業計画 Class Plan |
1 文学理論について
2 記号とは何か? 3 ソシュール言語学から構造主義文学批評へ 4 ヤーコブソンの詩学 5 物語の潜在構造 6 物語論 7 テクストと記号 8 テクストと修辞理論 9 メタファーとメトニミーの可能性 10 ディスクールの言語学と文学 11 現象学と文学 12 虚構言語行為論 13 前期のまとめ |
評価方法 Evaluation Method |
・試験期間中に筆記試験を実施(100点) |
教科書 Textbook |
現代文学理論 テクスト・読み・世界/土田知則・青柳悦子・伊藤直哉/新曜社 |
教科書コメント |
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指定図書 Reserved Books |
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参考書 Reference Books |
現代文学理論を学ぶ人のために/川上勉/世界思想社 文学理論のプラクティス 物語・アイデンティティ・越境/土田知則・青柳悦子/新曜社 批評理論入門/廣野由美子/中央公論新社 |
留意事項 Special Class Information |
文学作品に関心があって、その原理を知りたいと思う人を望む。 |
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