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年度 | 2006 |
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科目名 | 有機化学V |
担当者名 | 十一 元晴 |
科目目標 The Objectives |
構造式をみて、化合物の反応性・物性を推測出来るようにする。 |
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授業内容 The Content of the Course |
医薬品の作用を化学的に理解するためには、基本的な有機化学反応の知識が不可欠である。また
生体内における反応を化学構造に基づいて理解することも重要である。 有機化学Vでは、理論化学の基礎および化学構造に基づいた単位反応を講述し、反応性・反応機 構の考察を通じて構造と反応の関連を理解出来るようにする。 |
授業計画 Class Plan |
1 構造と反応性および反応機構
炭素化合物における結合、混成軌道、反応・試薬の分類、反応機構および電子移動の効果につ いて学ぶ。 2 置換反応 (1) 脂肪族求核置換反応について学ぶ。 (2) 芳香族求電子置換反応について学ぶ。 (3) 芳香族求核置換反応について学ぶ。 (4) カルボニル基への求核置換反応について学ぶ。 3 付加反応 (1) 炭素−炭素二重結合への求電子付加反応について学ぶ。 (2) 炭素−炭素三重結合への求電子付加反応について学ぶ。 (3) カルボニル基への求核付加反応について学ぶ。 4 脱離反応 (1) β−脱離反応の機構・立体化学について学ぶ。 (2) アルケン、アルキンの合成について学ぶ。 |
評価方法 Evaluation Method |
・試験期間中に筆記試験を実施(100点) |
教科書 Textbook |
有機化学V/薬化学U研究室編/薬化学U研究室 |
教科書コメント |
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指定図書 Reserved Books |
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参考書 Reference Books |
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留意事項 Special Class Information |
有機化学の勉強は、演習問題を解くことが大切です。また、構造式を繰り返し紙に書いて訓練する
ことが重要です。 |
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