シラバス参照

年度 2006
科目名 ベーシックデザイン実習
担当者名 直原 宏明・須川 武博

科目目標
The Objectives
 平面、或は立体で 形態の基本的な法則を理解すること。課題制作の過程で「カタチ」の不思議と面白さを知り、「カタチ」を認識する能力と頭に描いたイメージを表現・構成する能力を養う。
授業内容
The Content of the Course
 課題に従い幾何学的に解釈し思い描いたモティーフを、数種の構成を試みる。平面や立体構成をする過程で 美的センスを磨き、「カタチ」作り上げていく構成手法の基本を体験し、あわせて表現材料が持つ特性や条件を知り、また制作の過程で道具・用具の使い方、表現テクニックなどを修得する。
授業計画
Class Plan
1 週=授業紹介=ベーシックデザインの考え方や 授業の全般の解説の課題の紹介をする。
 「カタチ」の認識 デザインの基礎
 ◎視覚の錯覚・郡化の法則・
2〜3週=平面構成〔T〕 線の構成
 ◎ストライプとチェック。
 ◎直線と曲線
 4週=平面構成〔U〕 点の構成
 ◎同じ径のドットの粗・密な集合変化での構成をする。
 ◎径の違うドット3種を それぞれ多数用いて構成をする。
5〜6週=平面構成〔V〕 面の構成
 ◎コンポジション 円、三角形、四辺形の外形線で 平面分割し色彩構成をする。
 ◎シンメトリー 自由線によるカタチを 線、十字軸、点の対象展開をし色彩構成をする。
7〜8週=立体構成〔T〕 平面から立体へ。
 ◎ペーパーストラクチャー ケント紙による立体構成をする。
9〜10週=立体構成〔U〕 線から立体へ。
 ◎ワイヤーフレームストラクチャー 竹ヒゴ又は針金を材料に 立体構成をする。
11〜13週=立体構成〔V〕 動く立体。
 ◎モビール 目視バランスと物理バランスの組合せを試みる。材料自由。
※ 課題制作の進捗状況により 課題内容の若干の変更や順序の変更をすることが有ります。
評価方法
Evaluation Method
・レポート(85点)
・平常点(15点)
・各課題テーマの出来具合(理解の度合い、考えの進めかた、作品の造形上の評価)を仮の100点とし、全課題の平均点の85%を課題作品の評価点とする。出席率等を考慮した平常点を15点満点とし加算し合計100点を講

教科書
Textbook

教科書コメント

指定図書
Reserved Books

参考書
Reference Books

留意事項
Special Class Information
授業の始めに課題の説明をする。遅刻しないこと。また授業の終盤には 次回の課題概要と準備する用具と材料を告知するので 聞き漏らさない事。

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