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年度 2007
科目名 東洋文化論
担当者名 杉岡 信行


科目目標
The Objectives
 東洋文化の源泉の一つであるインドの古典文学・神話について学ぶ。わが国は漢訳仏典を通じて
インドの文化や思想の影響を受けているので、日本古典や日本文化にその足跡を残している。これ
らの影響のプロセスについても学んでみたい。
授業内容
The Content of the Course
 上村勝彦著『インド神話』(ちくま学芸文庫)によりながら、古代インドから近世インドの文学
史について学ぶ。さらに、インドの文化の東西への伝播についても知る。また『今昔物語』などの
日本の説話文学との比較もしてみたい。
授業計画
Class Plan
1 東洋という名称の起源
2 ヴェーダの神々
(1) リグ・ヴェーダの神々
(2) ブラーフマナの創造神話
3 叙事詩の神話 ヴィシュヌの10の化身
4 クリシュナ伝説
5 インド神話・説話の東西への伝播
(1) イスラム、ヨーロッパ文学への影響
(2) 仏教説話
(3) 中国の説話文学
(4) 『今昔物語集』など
評価方法
Evaluation Method
・試験期間中に試験を実施(60点)
・レポート[作品含む](20点)
・平常点等(20点)
・平常点は出席状況。
教科書
Textbook
上村勝彦著/インド神話/ちくま学芸文庫
指定図書
Reserved Books

参考書
Reference Books

留意事項
Special Class Information


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