シラバス参照

年度 2007
科目名 基礎栄養学
担当者名 田代 操


科目目標
The Objectives
 栄養とは生物が生命活動を持続していくうえに必要な物質(栄養素)を外界から取り入れ利用する営みであり、栄養素の摂取が具体的に表現されるのが食生活である。食生活に栄養の知識を活かし、健康の保持・増進、疾病の予防・治療が図れるよう、栄養に関する基本的事項を理解させる。
授業内容
The Content of the Course
 栄養に関する基本的事項について、教科書に加え適宜プリントなど参考資料を用いながら講義する。まず、栄養の概念、栄養素の構造と機能を概説し、続いて摂食行動、消化・吸収と栄養素の体内動態、さらに3大栄養素である糖質、脂質、蛋白質の栄養について主に臓器および個体レベルで詳説する。
授業計画
Class Plan
1 栄養の概念
(1)栄養の定義
(2)栄養と健康・疾患
(3)栄養学の歴史
2 栄養素の構造と機能
(1)糖質、脂質、タンパク質
(2)ビタミン、ミネラル
3 摂食行動
4 消化・吸収と栄養素の体内動態
(1)消化器系の構造と機能、消化・吸収の基本概念
(2)管腔内消化とその調節、膜消化・吸収
(3)栄養素別の消化・吸収、栄養素の体内動態、発酵・吸収
5 糖質の栄養
(1)糖質の体内代謝、血糖とその調節
(2)エネルギー源としての糖質、他の栄養素との関係
(3)食物繊維
6 脂質の栄養
(1)脂質の体内代謝、脂質の臓器間輸送
(2)貯蔵エネルギーとしての脂質、コレステロール代謝の調節
(3)必須脂肪酸、他の栄養素との関係
7 蛋白質の栄養
(1)蛋白質の体内代謝
(2)アミノ酸の臓器間輸送、アミノ酸の代謝
(3)蛋白質の栄養価、他の栄養素との関係
8 まとめ
(以上の項目を全15回の授業で実施)
評価方法
Evaluation Method
・試験期間中に試験を実施(100点)

教科書
Textbook
奥 恒行、柴田克己/基礎栄養学/南江堂
指定図書
Reserved Books

参考書
Reference Books

留意事項
Special Class Information


シラバス参照