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年度 2007
科目名 裁判化学
担当者名 扇間 昌規


科目目標
The Objectives
 化学物質は古今東西を問わず、毒物事件、麻薬・覚せい剤乱用などで犯罪・事件に悪用されている。ここでは法規制されている化学物質の危険性と、鑑定法を正しく理解することを目標とする。
授業内容
The Content of the Course
裁判に関係するあらゆる化学物質を総合的に捉えて鑑定することも薬学者の社会的責任の一部であることを説明する。生々しい犯罪事件や事故の背景にあるアルコールや依存性薬物や毒物、あるいは公害裁判で見られる日常生活を脅かす環境汚染物質などを対象として、それらが生体に及ぼす影響、毒性、体内動向・代謝およびその鑑定法・分析法を解説する。
授業計画
Class Plan
1 免疫学の基礎知識
 (1)裁判化学におけるイムノアッセイを理解するために必要な基礎知識を学ぶ。
2 毒物の分類
 (1) 薬理学的、法医学的分類の方法と、化学的分類法の特徴について学ぶ。
3 分析方法
 (1) 毒物分析の特殊性、試料の取扱  (2) 予試験  (3) 分画抽出法
4 薬毒物の代謝
 (1) 裁判化学における薬毒物代謝の重要性について学ぶ。
5 医薬品、アルコール、麻薬、覚せい剤などの鑑定法
 (1) 催眠薬、精神安定剤、解熱鎮痛剤、局所麻酔薬、アルカロイド剤などの医薬品
 (2) 依存性薬物類について学ぶ。
6 環境汚染物質
 (1)公害その他環境中の化学物質による健康傷害について学ぶ。
 
以上を14回にわたって講義する。
評価方法
Evaluation Method
・試験期間中に試験を実施(100点)
・受講態度と定期試験の成績で筆記試験を100点満点で採点する。

教科書
Textbook
扇間昌規ら/考える衛生薬学/廣川書店
指定図書
Reserved Books

参考書
Reference Books

留意事項
Special Class Information
薬剤師は、医薬品の適正使用のための調剤や供給という使命のほかに、本科目で取り扱うような分野でも重大や役割を果たしていることを知って視野を広めてほしい。

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