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年度 | 2007 |
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科目名 | 薬学への招待 |
担当者名 | 市川 厚・十一 元晴・木下 健司・鈴木 芳郎・瀧川 秀樹 |
科目目標 The Objectives |
薬の専門家として必要な基本姿勢を身につけるために、医療、社会における薬学の役割、薬剤師の使命を知り、どのように薬学が発展してきたかを理解する。 |
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授業内容 The Content of the Course |
薬学科の新入生に、薬学とはいかなる学問か、薬学生にどのような基本姿勢が必要かについて講義する。薬学の歴史、薬剤師の活動分野、薬について、現代社会と薬学との接点、日本薬局方について学ぶ。 |
授業計画 Class Plan |
薬学の歴史
1.薬学の歴史的な流れと医療において薬学が果たしてきた役割を概説できる。 2.薬剤師の誕生と変遷の歴史を概説できる。 薬剤師の活動分野 1.薬剤師の活動分野(医療機関、製薬企業、衛生行政など)について概説できる。 2.薬剤師と共に働く医療チームの職種を挙げ、その仕事を概説できる。 3.医薬品の適正使用における薬剤師の役割について概説できる。 4.医薬品の創製における薬剤師の役割について概説できる。 5.疾病の予防および健康管理における薬剤師の役割について概説できる。 6.医療と薬剤師の関わりについて考えを述べる。 薬について 1.「薬とは何か」を概説できる。 2.薬の発見の歴史を具体例を挙げて概説できる。 3.化学物質が医薬品として治療に使用されるまでの流れを概説できる。 4.種々の剤形とその使い方について概説できる。 5.一般用医薬品と医療用医薬品の違いを概説できる。 現代社会と薬学との接点 1.先端医療を支える医薬品開発の現状について概説できる。 2.麻薬、大麻、覚せい剤などを乱用することによる健康への影響を概説できる。 3.薬害について具体例を挙げ、その背景を概説できる。 日本薬局方 1.日本薬局方の意義と内容について概説できる。 2.身近な医薬品を日本薬局方などを用いて調べる。 |
評価方法 Evaluation Method |
・レポート[作品含む](50点) ・平常点等(50点) |
教科書 Textbook |
市川 厚、入江徹美、木内祐二、工藤一郎、中島宏昭、原 博/日本薬学会編、スタンダード薬学シリーズ、ヒューマニズム・薬学入門/東京化学同人 |
指定図書 Reserved Books |
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参考書 Reference Books |
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留意事項 Special Class Information |
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