シラバス参照

年度 2007
科目名 ベーシックデザイン実習
担当者名 直原 宏明・須川 武博


科目目標
The Objectives
 平面、あるいは立体で 形態の基本的な法則を理解すること。課題制作の過程で「カタチ」の不思議と面白さを知り、「カタチ」を認識する能力と頭に描いたイメージを表現・構成する能力を養う。
授業内容
The Content of the Course
 課題に従い幾何学的に解釈し思い描いたモティーフについて、数種の構成を試みる。平面や立体構成をする過程で 美的センスを磨き、「カタチ」を作り上げていく構成手法の基本を体験する。あわせて表現材料が持つ特性を知り、また制作の過程の試行錯誤によって 道具・用具の使い方、表現のテクニックなどを修得する。
授業計画
Class Plan
1 週=授業紹介=ベーシックデザインの考え方や 授業の全般の解説と課題の紹介をする。
「カタチ」の認識 デザインの基礎
◎視覚の錯覚・群化の法則

2〜3週=平面構成〔T〕 線の構成
    ◎ストライプとチェック。
    ◎直線と曲線。

4〜5週=平面構成〔U〕 点の構成 
    ◎同じ径のドットの粗・密な集合変化での構成をする。
    ◎径の違うドット3種を それぞれ多数用いて構成をする。  

6〜7週=平面構成〔V〕 面の構成 
    ◎コンポジション 円、三角形、四辺形の外形線で 平面分割し色彩構成をする。
    ◎シンメトリー 自由線によるカタチを 線、十字軸、点を軸(心)に「対称」展開を
            し色彩構成をする。

8〜9週=立体構成〔T〕 平面から立体へ。
    ◎ペーパーストラクチャー ケント紙による立体構成をする。

10〜11週=立体構成〔U〕 線から立体へ。
    ◎ワイヤーフレームストラクチャー 竹ヒゴ又は針金を材料に 立体構成をする。

12〜14週=立体構成〔V〕 動く立体。
    ◎モビール 目視バランスと物理バランスの組合せを試みる。材料自由。

※ 課題制作の進捗状況により 課題内容の若干の変更や順序の変更をすることが有ります。
評価方法
Evaluation Method
・レポート[作品含む](85点)
・平常点等(15点)
・各課題テーマの出来具合を仮の100点とし、全課題の平均点の85%を課題作品の評価点とする。出席率等を考慮した平常点を15点満点とし加算し、合計100点を講座評価の満点とする。

教科書
Textbook

指定図書
Reserved Books

参考書
Reference Books

留意事項
Special Class Information
授業の始めに課題の説明をする。遅刻しないこと。 また授業の終盤には 次回の課題概要と準備する用具と材料を告知するので 聞き漏らさない事。

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