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年度 2008
科目名 CAD・CG演習U
担当者名 大井 史江・杉浦 徳利・鈴木 利友・天畠 秀秋・福田 哲也


科目目標
The Objectives
建築を理解し、表現するために必要な空間の数学(図学)、情報技術(CAD、CG)にかかわる基礎知識を習得し、建築の設計に活用できるようにする。
授業内容
The Content of the Course
図学は、透視投影、平行投影、陰影、切断、相貫を扱う。建築の測量とその図面化では、建築を構成する基本的な寸法を知るとともに、基本図面の描き方を手書きおよびCADによって習得する。またPhotoshop, Illustratorを例に、CGの基礎を学ぶ。最後にこれらの学習成果を「空間表現応用演習」の設計課題に活用できるようにする。
授業計画
Class Plan
1.図学の応用(1)(5回)(杉浦、鈴木、福田)
(1)透視投影
   透視図の原理、直接法と消点法、一点透視と二点透視
(2)甲子園会館のスケッチによる透視図の原理の理解
  (「空間表現応用演習」と連動して実施)
(3)平行投影
   アイソメ、アクソメなど
(4)陰影
   点および線の影、平面図形の影、立体の陰影、他の立体に投ずる影
2.建築の測量とその図面化(5回)(大井、天畠、福田)
(1)実在する建築の測量
(2)測量した建築の手書きによる図面化
   平面図、展開図を作成
(3)測量した建築のCADによる図面化
(4)図面に陰影をつけることによる、陰影の理解
3.図学の応用(2)(2回)(鈴木、天畠、福田)
(1)切断
   切断平面、立体の切断
(2)相貫
   相貫線の求め方、直線と立体の相貫、立体どうしの相貫
4.画像処理、印刷の基礎(1回)(鈴木、天畠、福田)
  Photoshop の基礎、画像サイズと解像度、RGBとCMYK、印刷など
  Illustrator の基礎、画像のレイアウト、印刷など
  「空間表現応用演習」における、模型写真のレイアウト、印刷に応用
5.小テスト(1回)(鈴木、天畠、福田)
  これまで学習した内容について小テストを実施する。
<担当教員(非常勤講師)紹介>
福田哲也 福田哲也建築設計事務所 代表 (株)遠藤秀平建築研究所を経て、独立。住宅、店舗
     をはじめ建築全般・インテリア・リノベーションの設計・デザインを手掛けている。
評価方法
Evaluation Method
・平常点等(100点) 配点内訳:出席点(40点)、課題および小テスト(60点)

教科書
Textbook
日本建築学会編/第3版 コンパクト建築設計資料集成/丸善
指定図書
Reserved Books

参考書
Reference Books
岩井實他/基礎応用 第三角法図学 第2版/森北出版
小川恒一他/演習 図学と製図/電気書院
留意事項
Special Class Information
アンケートによって授業内容に対する学生の意見を求め、授業の改善に役立てる。

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