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年度 2008
科目名 ハングルT(全学、前期・後期)
担当者名 豊福 健二


科目目標
The Objectives
 ハングルの骨組みを修得する。テキストをもとに、「聞く・話す・読む・書く」の技能全般をバランスよく学習する。テープ・ビデオなどを利用し、口頭練習など、受講生の積極的参加を前提とする。文法面では、全体の見通し(テキスト最終項目まで)を第一とする。
授業内容
The Content of the Course
実際の会話ができるようになること、および朝鮮半島の文化に対する理解を深めることを主眼とする。韓国朝鮮語は、日本語と文法構造が似ており、多くの漢字語が日本語と共通し、言いまわしの面でも似たものが多い。日本語母語話者がこの言語を学ぶに当たっての有利さを十分に活かして、能率的な学習方法を追求したい。
授業計画
Class Plan
1.基本母音字 2.子音字その1
3.子音字その2 4.子音字その3
5.7つの濃音 6.用言の「ですます体」
7.激音 8.合成母音字
9.濃音 10.連音化
11.疑問形と否定形 12.平音の濃音化
13.日本語のハングル表記 14.激音化・鼻音化・口蓋音化
15.子音語幹用言 16.複数の用言をつなぐ
17.動詞の進行形と連体形 18.固有数詞とその単位
19.過去形その1 20.過去形その2
21.あいさつと尊敬形 22.指定詞の否定形・用言の活用と語基
23.形容詞ともうひとつの否定形 24.命令形と意志形
25.リウル語幹用言 26.形容詞の連体形
27.希望をあらわす「〜したい」 28.勧誘をあらわす「〜しましょう」
評価方法
Evaluation Method
・試験期間中に試験を実施(88点)
・平常点等(12点) 配点内訳:小試験を4回実施する。
・小試験4回(12点)、期末試験(88点)に発音能力を加味する。

教科書
Textbook
内山政春/『しくみで学ぶ初級朝鮮語』/白水社
指定図書
Reserved Books

参考書
Reference Books
茨木のり子/『ハングルへの旅』/朝日新聞社
塚本勲/『朝鮮語を考える』/白帝社
任栄哲・井出里咲子/『箸とチョッカラク』/大修館書店
留意事項
Special Class Information
毎日徹底した復習を行えば面白いほど力がつき、入門段階を終えたのちも継続して学習するのが楽しくなる。日本語母語話者にとって韓国朝鮮語は特にそう感じられる言語である。

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