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年度 2008
科目名 図書館サービス論
担当者名 木下 順一


科目目標
The Objectives
 図書館サービスは、利用者と直接関わるサービスであり、図書館の機能を具体化し、実践する活動である。この図書館サービスの意義と方法について論ずるとともに、各種サービスの特質を明らかにする。
授業内容
The Content of the Course
 初めに、図書館サービスの意義とマネージメントについて論じ、ついで、来館者へのサービス、利用空間の整備、貸出サービスの構造、資料提供の展開、情報提供、利用対象に応じたサービス、多様な利用者サービス、利用者との交流について説明する。
授業計画
Class Plan
1 図書館サービスの意義とマネージメント
 (1) 図書館の機能とサービス、図書館サービスの役割・制度・種類
 (2) サービス計画の立案、基準・業務分析、職員の種別と能力、外部資源の活用
2 来館者へのサービス
 (1) 資料提供・閲覧サービスの意義
 (2) 館内利用に対するサービス
3 利用空間の整備
 (1) フロア構成・書架配置、排架の原理と工夫、サインシステム
4 貸出サービスの構造
 (1) 貸出サービスの構造、利用登録の意義、貸出手続・返却と督促
5 資料提供の展開
 (1) リクエストサービス、図書館間相互貸借、広域利用制度、読書案内、団体貸出
 (2) 複写サービスと著作権、利用記録とプライバシーへの配慮
6 情報提供
 (1) 情報提供サービスの意義、利用者からの相談・質問回答サービスの展開
 (2) 地域における情報拠点、インターネットの活用
7 利用対象に応じたサービス
 (1) 児童サービス、ヤングアダルトサービス、高齢者サービス
 (2)障害者サービス、多文化サービス
8 多様な利用者サービス
 (1) 集会・文化活動、学校教育活動の支援
 (2) 図書館サービスのデリバリー、利用目的に応じた支援
9 利用者との交流
 (1) 利用者とモラル、コミュニケーション  (2) 利用案内資料、図書館ツアー
評価方法
Evaluation Method
・試験期間中に試験を実施(100点)

教科書
Textbook
小田光宏/図書館サービス論(JLA図書館情報学テキストシリーズ 3)/日本図書館協会
指定図書
Reserved Books

参考書
Reference Books

留意事項
Special Class Information


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