中級程度の読み物などをテキストとして、語学力の最終的な発達を目指す。テープ類の使用など
に変わりはないが、大学院入試に対応するため読解力の指導が中心となる。語彙面では、英語との
関連付けなどによりいっそうの充実をはかる。検定３級以上の実力養成が目標である。

　年２回実施される実用フランス語技能検定（仏検）の３級・４級に合格できるだけの実力と、大
学でのフランス語学習の最終段階にふさわしい総合的な語学力を身につける。

　仏検３級合格を目指し、４級以上３級未満レベルの対策の授業を行う。仏検は「聞く・話す・書く・読む」という４技能がバランスよく取り入れられた検定試験であるので実際に受験する、しないにかかわらず、１度問題に触れてみる価値がある。この授業では過去に出題された問題を解くだけでなく、文法事項や重要表現の復習にも重点を置き、詳しい解説を行う。また読解力を高めるために長文を読むことにもチャレンジするので、辞書を持参すること。

・平常点等(100点)　配点内訳：小テスト30、発表10、仏検指導10点、総合テスト50点

辞書を持参すること

仏検受験は強制ではないが、実力を試すよい機会であるので積極的に取り組んでもらいたい。