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年度 2009
科目名 フードスペシャリスト論
担当者名 吉川 珠美


科目目標
The Objectives
 フードスペシャリストの資格取得に必要な科目のひとつであり、その他食品の官能評価・鑑別、食物の基礎知識、食品の安全性、調理学や調理科学、健康と栄養、食品の流通や消費、フードコーディネートなどに関する必須科目の集大成を目標とする。
授業内容
The Content of the Course
 フードスペシャリストの資格取得に必須とされているそれぞれの科目の概論を学び、その必要性や役割を認識していく。また過去の問題を通して認定試験に対応していく。
授業計画
Class Plan
 1、フードスペシャリストとは
    フードスペシャリストという資格・活動分野について
 2、おいしさの追求
    おいしさの本質や嗜好性、食欲と食物選択
    おいしさの文化について
 3、食生活の変遷と消費行動
    日本の社会・家族形態の変化と食料消費について
 4、食の消費現場とこれに対応する食産業
    「内食」「外食」「中食」と食産業、フードビジネス
 5、食品の品質規格
    食品の品質、安全性などに関わる諸法規について
 6、食品の鮮度と熟度、および鑑別検査の概要
    食品をおいしく食べるための鮮度・熟度の価値と鑑別
 7、食物の安全性と消費者の保護
    食中毒や食品汚染など食品の安全性への対策について
 8、食の情報とその活用
    食関係の情報の所在と活用法
 9、現代の食卓の課題
    現代社会において豊かで健康的な食卓を実現するために
 10、食環境と食育
    風土・文化と食環境の関係、食習慣の形成や食育について
 11〜15、1〜10までの内容の補足、試験対策
評価方法
Evaluation Method
・試験期間中に試験を実施(60点)
・平常点等(40点) 配点内訳:レポート(20点)、授業への積極的参加度(20点)

教科書
Textbook
日本フードスペシャリスト協会編/三訂フードスペシャリスト論/建帛社
日本フードスペシャリスト協会編/2009年版フードスペシャリスト資格認定試験過去問題集/建帛社
指定図書
Reserved Books

参考書
Reference Books

留意事項
Special Class Information
講議順序は必ずしも授業計画どおりではなく、臨機応変に対応する

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