シラバス参照 |
年度 | 2010 |
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科目名 | チェンバロ演習A(声楽学科) |
担当者名 | 秋山 裕子 |
科目目標 The Objectives |
バロック作品を演奏するときに戸惑いがちな装飾法やアーティキュレーションといったバロック独特の演奏習慣を理解するために、チェンバロの奏法を学ぶ。またバロック時代の知識を深めることで古典派への変遷を理解することをめざす。 |
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授業内容 The Content of the Course |
バロック時代の鍵盤楽器チェンバロの構造や発音の仕組みを理解することで、17、18世紀の歴史的演奏方法の理解を深めることを目指す。またバロック音楽の知識を深めるために映像や音源を使用したり、古楽文献やファクシミリ楽譜を用いて譜例の解読など多方面からこの時代の音楽を理解することに努める。 |
授業計画 Class Plan |
1 バロック時代の音楽について。
2 チェンバロの構造および楽器の歴史を知る。 3 チェンバロのタッチについて体感する。 4−6 基本的な奏法の習得(1)アーティキュレーション 7−10 基本的な奏法の習得(2)装飾法 11−13 基本的な奏法の習得(3)演奏法 14 まとめ・・・研究した作品を発表する。 |
評価方法 Evaluation Method |
・平常点等(100点) 配点内訳:授業での積極的な参加度(80点) 最終週の演奏(20点) |
教科書 Textbook |
Maria Boxalle /ハープシコードメソード /Schott |
指定図書 Reserved Books |
N・アーノンクール /『古楽とは何か 』/音楽之友社 C・P・E・バッハ /正しいクラヴィーア奏法 第1部/全音楽譜出版社 C・P・E・バッハ /正しいクラヴィーア奏法 第2部/全音楽譜出版社 橋本英二/ バロックから初期古典派までの音楽の奏法 /音楽之友社 |
参考書 Reference Books |
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留意事項 Special Class Information |
授業の形態はレッスンを基本とするが、テーマに沿って意見を出し合って研究発表や討論できることも積極的に行いたい。 |
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