シラバス参照 |
年度 | 2010 |
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科目名 | 薬学ドイツ語 |
担当者名 | 安田 利雄 |
科目目標 The Objectives |
それぞれの国や民族の文化を育み伝えるという大切な役割を果たしている「ことば」。色々な「ことば」を学び、その世界が広がっていくことは、私達の心の世界が広がることであり、人間的な豊かさが増していくことでもある。ドイツ語の学習を通じ、私達の文化的世界が少しでも広がるよう、人間的形成の一過程として、新しい「ことば」に楽しくチャレンジして欲しい。 |
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授業内容 The Content of the Course |
ドイツ語の骨組みを習得する。テキストをもとに、「聞く・話す・読む・書く」の全体をバランスよく学習する。CDやDVDなども利用し、また口頭練習なども行うが、受講生の積極的参加が望まれる。文法面では、全体を見通しながら大切な項目を徹底的に学習していく。 |
授業計画 Class Plan |
ドイツ語の基礎を順々に学んでいく。ローマ字風発音や例外の少ない明快な文法を特徴とするドイツ語は私達日本人には分かりやすく、外国語を学ぶ喜びや知的な刺激を与えてくれる。それはまた、ドイツをはじめ永い歴史と伝統をもつヨーロッパの文化に親しむことにもなる。初めてのドイツ語、日常会話の練習などから、カラ元気でいいから大声を出すことからスタートしよう。
今年度は、 (1・2・3回) 大きな声での発音練習−ドイツ語の文字が正しく音として出せること (4・5・6回) 基礎的な文法規則の確実な理解1−動詞について、現在形を基本に、規則的 なもの、不規則的なものなどメリハリをつけて学ぶ (7回) DVDでドイツ映画などを鑑賞しながら、厳しかったドイツの過去の歴史や 現在の明るくユーモラスな生活、文化に触れる (8・9・10回) 基礎的な文法規則の確実な理解2−名詞について、定冠詞を基本に、 不定冠詞や代名詞なども整理しながら順序よく理解する。 (11・12・13回) 基礎的な文法規則の確実な理解3−文型について、肯定文を基本に、否定文 ・疑問文・副文(従属節)、助動詞文までスッキリした形で学ぶ 新しい事象を的確に表現できる新語をつくる能力の豊かなドイツ語は、医療など進歩し続ける自然科学の研究にも大きな役割を果たしている。そうした造語のしくみにも慣れたい。 これらを目標に、美しいドイツの街や森を散歩する気持で、ゆっくり楽しみながら歩んでいきたい。「グーデン・ターク!」 |
評価方法 Evaluation Method |
・試験期間中に試験を実施(50点) ・平常点等(50点) 配点内訳:中間小テスト(30点)、ミニドリル(10点)、発表(10点) |
教科書 Textbook |
野口・小山・毛利・橋木/魔女で学ぶドイツ語/三修社 |
指定図書 Reserved Books |
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参考書 Reference Books |
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留意事項 Special Class Information |
「ことば」を学ぶことはスポーツのトレーニングに似ている。理解力・体力にくわえ継続が大切。全身で楽しく学び続けていこう。 |
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