科目目的 ・ 到達目標 Aims of the Course and Objectives	ニュートンの時代から現代にいたるまでの物理学が，身の回りの事象や現代の科学技術に深く関わっていることを理解し，文化としての物理学，日常生活の素養となる物理学を習得する．
授業内容 The Content of the Course	ニュートンの力学，電磁気学，エネルギー，相対性理論，量子力学を中心に，物理学の基礎法則を日常的事象との関わりにおいて，動画，図も使用しながら易しく解説し，その興味深く不思議な世界に案内する．
授業計画 Class Plan	（第1回） １「地球上では昼夜がある」というような日常的自然現象の陰にも物理学の深い理論が潜んいる （第2回〜第4回） ２ ニュートンの力学−慣性，運動の法則，作用と反作用，ガリレイの実験と“無重力状態”， 　 ケプラーの法則，万有引力の法則，月は何故落ちてこないのか，仕事とエネルギー− （第5回〜第6回） ３ 電気と磁気の法則−電荷，電流，電場，磁場，電磁波− （第7回） ４ エネルギー,熱，エネルギー保存則，不可逆現象 （第8回） ５ 家電製品いろいろ−エアコン，冷蔵庫，電子レンジ，電磁調理器等− （第9回〜第11回） ６ 特殊相対性理論−光の速さは常に一定，同時刻の相対性，飛翔するロケットは短縮している， 　 宇宙旅行して帰ってきた人は若い（浦島効果），質量はエネルギーの一形態，核エネルギー 　　(原子力の素）とE=mc2− （第12回） ７ 一般相対性理論−カーナビも相対論のおかげ，ブラックホール，宇宙− （第13回〜第14回） ８ ミクロの世界の不思議な法則（量子力学）−真夏の日焼けは量子のしわざ， 　 万物は粒子でもあり波でもある，量子は2つの孔を同時に通り抜ける！！ （第15回） ９ 物質世界の階層構造（ウロボロスの蛇）−宇宙，星雲団，星雲，惑星系，惑星，山，人間， 　 分子，原子，原子核，素粒子− 定期試験
準備学習等の内容 Preparation for Classes and Review	中学レベルの物理の復習，高校レベルの物理の基礎部分の学習およびテキストにある演習問題，レポート課題への積極的取り組み．
評価方法 Evaluation Method	・試験期間中に試験を実施(70点) ・レポート[作品含む](30点)
教科書 Textbook	河合俊治/物理学の不思議な世界（価格：250円程度）/ドキュメントセンター
参考書 Reference Books	小暮陽三，小暮満寿雄/マンガでわかる物理のしくみ/PHP研究所 竹内薫/Physics Girls 物理法則/PHP研究所 福江純/<0からのサイエンス>よくわかる物理/日本実業出版社
留意事項 Special Class Information	教科書はメモ用スペースのある小冊子である．

シラバス参照