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年度 | 2011 |
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科目名 | 持続可能な新エネルギー |
担当者名 | 高橋(EEFA専門講師) |
単位 | 2 |
科目目的 ・ 到達目標 Aims of the Course and Objectives |
21世紀の人類が局面し、その存亡の危機に関わりかねない資源・エネルギー、環境破壊、食料問題の現状を認識し、その解決策を模索するとともに、個々人の貢献の必要性を喚起することを目的とする。 |
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授業内容 The Content of the Course |
我々が生存している地球について理解を深め、地球を含め、そこに存在する資源が有限であることを認識する。次いで、現在は安く豊かな石油に依存して高度な文明を構築しているが、「オイルピーク」という言葉で表されるように石油の供給に翳りが見られることを示す。最後に、その解決策としての再生可能エネルギーによる社会構築の必要性と各種の新エネルギーについて講述する。 |
授業計画 Class Plan |
EEFA(NPO法人 環境・エネルギー・農林業ネットワーク)による授業
第 1回 現在のエネルギー事情(京都大学名誉教授 芦田 讓) 第 2回 再生可能エネルギーによる持続可能・地方分散型社会の構築 (京都大学名誉教授 芦田 讓) 第 3回 地球とは(京都大学教授三ケ田 均) 第 4回 二酸化炭素削減の必要性と方策(京都大学教授 松岡 俊文) 第 5回 環境・水・農業・食の循環社会の構築(京都大学名誉教授 松井 三郎) 第 6回 亜臨界水による廃棄物の資源・エネルギー化(大阪府立大学名誉教授 吉田 弘之) 第 7回 木材から工業原料への分子レベルでのリサイクル(三重大学教授 舩岡 正光) 第 8回 籾殻の資源化によるバイオマスエネルギー資源の抽出(大阪大学教授 近藤 勝義) 第 9回 石炭灰から人工ゼオライトの抽出とその有効利用(愛媛大学教授 逸見 彰男) 第10回 風レンズ風車による高効率風車(九州大学教授 大屋 裕二) 第11回 二次電池によるグリーンエネルギーシステム(京都大学名誉教授 小久見 善八) 第12回 地熱発電と地中熱ヒートポンプ(地熱技術開発且ミ長 中田 晴弥) 第13回 地下を診る最先端技術(京都大学名誉教授 芦田 讓) 第14回 使用済てんぷら油からのバイオディーゼル燃料の精製と活用 (潟激{インターナショナル社長 越川 哲也) 第15回 逆浸透膜による浄水装置(ニューメディカ・テック且ミ長 前田 芳聰) |
準備学習等の内容 Preparation for Classes and Review |
日々の新聞、テレビ等で資源・エネルギーに関する情報に注目しておくこと。 |
評価方法 Evaluation Method |
・平常点等(100点) 配点内訳:講義の最初と最後に出席を確認し、各講義毎に小テストを実施し、それらの総合結果により評価する。 |
教科書 Textbook |
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参考書 Reference Books |
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留意事項 Special Class Information |
授業中の私語は厳禁する。 |
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