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年度 | 2012 |
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科目名 | 生態学的視覚論 |
担当者名 | 坂東 敏博 |
単位 | 2 |
科目目的 ・ 到達目標 Aims of the Course and Objectives |
人間が,生活環境に適応したすぐれた視覚認知能力を持っていることを学ぶ。我々は、ヒトとして進化する中で、自然環境と自分たちの作った人工の環境に適した能力を獲得してきたが、「ものを見て理解する」視覚認知能力も我々の生活する環境のあり方と無縁でない事を,身近で具体的な例を見ながら考える。 |
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授業内容 The Content of the Course |
人の持つすぐれた視覚について、写真や図などで具体的な例を見ながら「みられる」側のパターンの持つ特徴と「みる」側のヒトの持つ認知能力との相互作用という観点から考える。顔や自然のパターンの持つ特徴と、工業製品や街並みなど人の作ったパターンの特徴を比較し、その特徴が人の視覚認知能力とどう対応しているかを見る。 |
授業計画 Class Plan |
1.顔を読む1 ―顔と年齢―
2.顔を読む2 ―顔と表情― 3.顔を読む3 ―顔と職業― 4.まなざしが伝える情報 ―見られている目― 5.顔で見せる 6.目立つパターン・紛れるパターン ―動物の体色パターン― 7.カモフラージュ ―目立って伝える― 8.カモフラージュ ―擬態のメカニズム― 9.カモフラージュ ―隠蔽のメカニズム― 10.カモフラージュの働き 11.自然パターンの特徴と視覚 12.上と下,右と左の視覚認知 ―空間の異方性― 13.上と下,右と左の視覚認知 ―空間の異方性― 14.デザインと人の視覚認知特性 15.文脈としての環境と視覚認知 定期試験 |
準備学習等の内容 Preparation for Classes and Review |
レポート課題等を通じて講義の内容を確認をする。 |
評価方法 Evaluation Method |
・試験期間中に試験を実施(80点) ・レポート[作品含む](20点) |
教科書 Textbook |
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参考書 Reference Books |
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留意事項 Special Class Information |
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