シラバス参照

年度 2012
科目名 レファレンスサービス演習
担当者名 川崎 安子
単位 1
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科目目的 ・ 到達目標
Aims of the Course and Objectives
(1)大学図書館における基本的なレファレンスツールの内容および特性について理解する
(2)質問受付から回答記録にいたるレファレンスサービスの実践的なスキルを修得する
(3)館種に応じたレファレンスコレクションの望ましいあり方について自分の考えを述べることができる
授業内容
The Content of the Course
「情報サービス概説」(「情報サービス論」)の講義をふまえ、大学図書館における情報サービスのうち、主として参考図書やデータベースを活用したレファレンスサービスの演習を行う。演習レポートの発表や討議を通じて、各種情報源の内容や特性を知り、レファレンスサービスで要求される基本的な知識と技能を習得する。
授業計画
Class Plan
第1回:授業計画の説明、レファレンスサービスの活動と意義
第2回:大学図書館におけるレファレンスプロセスの事例
第3回:レファレンス質問の類型と情報源(1)人物、歴史、地理、言葉、事象に関する情報の探索と演習
第4回:レファレンスツールの評価(同一主題の参考図書の比較、チェックリストの作成)
第5回:レファレンス質問の類型と情報源(2)統計、企業、機関に関する情報の探索と演習
第6回:レファレンス質問の類型と情報源(3)新聞、出版に関する情報の探索と演習
第7回:レファレンス質問の類型と情報源(4)論文、記事に関する情報の探索と演習
第8回:インターネット情報の活用(冊子体による情報との比較・検討)
第9回:レファレンスインタビューの技法と実際
第10回:レファレンス回答集の作成
第11回:レファレンス回答集の評価、優秀回答例の発表
第12回:レフェラルサービスの解説、サブジェクトライブラリアンの養成
第13回:レファレンスツールの作成(パスファインダー、インフォメーションファイル)
第14回:レファレンスツールの評価、優秀ツールの発表
第15回:レファレンスサービス演習のまとめ
定期試験
準備学習等の内容
Preparation for Classes and Review
シラバスに基づき、関連する範囲について参考書などで予習をしておくこと。授業中に提示する課題は、参考書やWeb上の情報など、様々な資料を参照して作成すること。
評価方法
Evaluation Method
・試験期間中に試験を実施(60点)
・平常点等(40点) 配点内訳:授業への積極的参加度、提出物

教科書
Textbook

参考書
Reference Books
中西裕 他/情報サービス論及び演習/学文社
志保田務 他/情報サービス:概説とレファレンスサービス演習/学芸図書
吉田右子/レファレンスサービス演習(改訂版)/勉誠出版
大串夏身 他/インターネット時代のレファレンス:実践・サービスの基本から展開まで/日外アソシエーツ
留意事項
Special Class Information
授業の中で図書館を活用する場合がある。

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