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年度 | 2013 |
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科目名 | 古代ギリシャの女性像 |
担当者名 | 桝形 公也 |
単位 | 2 |
科目目的 ・ 到達目標 Aims of the Course and Objectives |
ギリシャ神話に現れた女神、女性、ギリシャ悲劇に描かれた女性、ギリシャ社会における女性の位置を学ぶことによって、日本文化における女性の位置や現在の男女間のあり方に対する様々な視点を見つめ直すことを目標とする。 |
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授業内容 The Content of the Course |
ギリシャ神話の女神やギリシャ悲劇の主人公が人間の根源的な情念を象徴的に表している姿を率直に受け止めてもらいたい。またそのような女性像と、当時の女性の実際の姿との乖離をいくつかの例を参照しつつ考察する。さらに、このような古代ギリシャの女性のあり方と、日本文化における女性の位置との比較も紹介していきたい。 |
授業計画 Class Plan |
1 導入
2 ヘラ 3 アフロディーテ 4 アテナ 5 ギリシャ人の知のイメージ 6 大地母神デーメーテールと天照大神 7 プシューケーとエロース 8 アラクネ、クモになった機織の名手 9 王女メデイア 10 アンティゴネー 11 パンドーラ、人間の女 12 サッフォーとレスボス島の女の園 13 ヘタイラ(遊女) 14 日本の遊女との比較 15 まとめ 定期試験 |
準備学習等の内容 Preparation for Classes and Review |
授業前にμCAMで配布した教材を読んでおく。授業時の印象等を書いてもらうレポート用紙を渡すので、授業終了間際にそれを書いて提出してもらう。次回の授業の時に質問等があれば、回答する。 |
評価方法 Evaluation Method |
・試験期間中に試験を実施(60点) ・レポート[作品含む](25点) ・平常点等(15点) 配点内訳:授業への積極的参加度15点 |
教科書 Textbook |
授業中に挙げる参考文献を是非読んで欲しい |
参考書 Reference Books |
桜井万里子/『古代ギリシアの女たち』/中公新書 W. F. オットー/『神話と宗教』/筑摩書房 |
留意事項 Special Class Information |
参考書は授業時にも紹介する |
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