シラバス参照 |
年度 | 2014 |
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科目名 | 児童・家庭福祉論 |
担当者名 | 井関 良美 |
単位 | 2 |
科目目的 Course Objectives |
児童・家庭の生活実態とこれを取り巻く社会情勢、社会需要及び児童・家庭福祉制度の発展過程や児童の権利について理解することが科目目的である。
本科目は、高校教科福祉を教授するに足る専門的知識及技能等を修得することを一目的とする。 |
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到達目標 Class Goal |
科目目的を達成し、児童・家庭福祉の諸問題に対応できる基礎的な力を涵養することを目標とする。
教職課程履修学生は、当該の中高教科内容との関連性及びその活用方法(教材化)等につき主体的に探究する力を修得する。 |
授業内容 The Content of the Course |
児童・家庭福祉は幅広い分野にまたがっている。テキストだけでは、不十分なので、資料を配布したり、具体的な事例の話なども含めて、15回の講義を行う。 |
授業計画 Class Plan |
第1回 児童の定義と児童・家庭福祉の理念と制度の発展
第2回 現代社会と児童・家庭の生活実態と問題とニーズ 第3回 子ども家庭福祉の原理、理念 第4回 児童福祉に発展と子どもの権利保障 第5回 子ども家庭福祉の法体系と実施体制 第6回 子ども家庭福祉の財政と専門職 第7回 母子保健、障害・難病のある子どもと家族への支援 第8回 児童健全育成と保育 第9回 子育て支援とひとり親家庭の福祉 第10回 社会的養護サービスと非行児童・情緒障害児への支援 第11回 児童虐待対策@ 第12回 児童虐待対策A 第13回 子どもと家庭に関わる女性福祉 第14回 子ども家庭への相談援助活動@ 第15回 子ども家庭への相談援助活動A 定期試験 |
授業方法 Class Method |
講義形式で行うが、質問の時間も設ける。 |
授業時間外学習 Review and Preview |
教職課程履修学生は、中高教育実習での研究授業場面や卒業後の中高正規授業での指導場面を想定して、本科目の修得内容を活用しつつ、「中高教科の自主的教材研究」に主体的に取り組む。その際、当該教科の学習指導要領及び教科書等を積極的に活用する。
児童家庭福祉は幅広い分野との関連がある、例えば、子どもの権利については法学、母子保健や障害・難病については医学、健全育成やひとり親家庭については社会学、子どもの発達は心理学などとの関連が考えられる。予習はテキストを読むだけでなく、関連領域についても調べることが必要である。専門用語、六法の条文などは正確に覚えるよう復習すること。 |
評価方法 Evaluation Method |
・試験期間中に試験を実施(80点) ・レポート[作品含む](20点) ・レポート課題は授業中に出す。 |
教科書 Textbook |
社会福祉士養成講座編集委員会/児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度(最新版)/中央法規 ミネルヴァ書房編集部/社会福祉小六法(最新版)/ミネルヴァ書房 |
参考書 Reference Books |
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地域との連携 Cooperation with the Community |
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担当教員への連絡方法 How to make Contact |
オフィスアワー(金5)研究室C-1123 |
受講上の注意 Notices |
教職課程履修学生は、この授業科目終了後、教職課程履修カルテの自己評価シート欄に必要事項を必ず入力すること。また成績評価発表以降に、成績とともに担当教員によるコメントを参照し自己の学習状況について把握する。
携帯電話の電源は切っておく、私語は厳禁である。 レポートの提出期限は守る。 |
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