シラバス参照 |
年度 | 2014 |
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科目名 | 造園学・同演習 |
担当者名 | 鈴木 あるの |
単位 | 1 |
科目目的 Course Objectives |
世界的にも評価の高い日本庭園という芸術の裏に秘められた深い思想と実用性を理解し、現代における環境共生デザインへの応用を試みる。 |
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到達目標 Class Goal |
造園計画・設計の基本を身につける。デザイン批評をする目を養う。コンセプトを明解に伝えるプレゼンテーション技術と文章力を身につける。 |
授業内容 The Content of the Course |
講義においては日本庭園のデザインの意味を平易に概説する他、造園施工管理技術、国内外の実務や資格制度、関西の主要な庭園等についても紹介する。演習においては、現代社会の中で合理的に機能し、かつ「日本らしい」デザインを試みる。 |
授業計画 Class Plan |
授業は概ね以下の順に行う。
1. 「造園とは何か」、授業計画アンケート※ 2. 造園・外構デザインの基本※、課題@A説明、敷地視察 3. 庭園講義1(庭の起源〜池泉庭園)、課題@小空間のエスキース(個人)提出 4. 庭園講義2(禅庭・枯山水) 5. 課題@小空間のエスキース講評会 課題A公共空間批評課題(個人)提出 6. 庭園講義3(茶・露地) 7. 課題A公共空間批評課題講評会 課題B説明、グループ分け、敷地視察※ 8. 庭園講義4(廻遊式庭園)、課題B-1敷地分析およびコンセプト提出(グループ) 9. 課題B-1 敷地分析およびコンセプト講評会※ 10. 庭園講義5(近代住宅庭園)、課題B-2エスキース提出 11. 課題B-2 エスキース講評会※ 12. 庭園講義6(現代の庭、公共造園)、課題B最終作品をメール提出 13. 講義復習テスト、課題B-3 最終作品の個別講評※、必要に応じて再提出 14. 課題B-3作品発表および講評会(前半) 15. 課題B-3作品発表および講評会(後半) なお、授業の都合により若干の変更や学外の視察等を行う場合もある。 |
授業方法 Class Method |
授業時間中は、講義および課題の講評を行う。課題の制作は授業時間外に各自で進めてくること。復習テストは、講義内容に基づいて行うので、よく復習しておくこと。 |
授業時間外学習 Review and Preview |
講義の予習復習の他、課題1は1時間程度、課題2は2時間程度、課題3は3時間以上をかけて時間外に取り組む必要がある。 |
評価方法 Evaluation Method |
・レポート[作品含む](60点) ・平常点等(40点) 配点内訳:講義復習テスト20点、授業中の積極的な参加・発言:20点 ・課題1:10点、課題2:20点、課題3:30点 |
教科書 Textbook |
Musesを通じて電子媒体(PDF)でプリントを配布する。 |
参考書 Reference Books |
重森千著/図解雑学・日本庭園/ナツメ社 |
地域との連携 Cooperation with the Community |
キャンパスおよびその周辺についての造園修景プランを設計課題とするため、実現可能生があると思われる提案が出た場合については大学や自治体に向けて発信したい。 |
担当教員への連絡方法 How to make Contact |
通常は教務助手を通じて連絡する。直接arno.mukojo@gmail.com宛のメールによる連絡や質問も随時受け付ける。課題の電子ファイルもこのメール宛に提出すること。 |
受講上の注意 Notices |
単位数の割に負荷が大きい科目なので、学ぶ意志のある方のみが受講すること。
※印のついた日は、使い慣れたペンと色鉛筆など簡単な作図用品を持参すること。 その他、ガーデニング関係の洋書数冊を閲覧用として学科ラウンジにおいてあるので、随時参照しておくこと。 |
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