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年度 2014
科目名 解剖生理学U
担当者名 堀江 登・蓬田 健太郎
単位 2
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科目目的
Course Objectives
「食と健康の関係」を理解するためには、ヒトの体の仕組みをきちんと理解することが必要となる。解剖生理学Uでは、解剖生理学Tに引き続き、正常な人体の構造と機能を理解し、どのように維持されているかを栄養との関係から考えられるようになることを目標とする。
到達目標
Class Goal
解剖生理学Tに引き続き、各論として、泌尿器系、運動器系、神経系、感覚器系、内分泌系、生殖器系の構造と機能を理解する。
授業内容
The Content of the Course
解剖生理学Tでは、体の全体的な構成を学び、代謝にかかわる器官系を中心に講義を進めきた。解剖生理学Uでは、引き続きホメオスタシスとの関連性に留意しながら、泌尿器系、運動器系、神経系、感覚器系、内分泌系、生殖器系についての各論を講義する。また、運動生理や主要な疾患との関連性などについても概説する。
授業計画
Class Plan
第1回 泌尿器系の構造と機能@(A.腎臓の構造と機能)
第2回 泌尿器系の構造と機能A(B.尿路系の構造と機能)
第3回 泌尿器系の構造と機能B(C.体液の量・組成とその調節、D.腎臓の内分泌機能)
第4回 運動器系の構造と機能@(A.骨格系の構造と機能)
第5回 運動器系の構造と機能A(B.筋系の構造と機能)
第6回 運動器系の構造と機能B(C.運動器と運動生理)
第7回 神経系の構造と機能@(A.中枢神経系の構造と機能)
第8回 神経系の構造と機能A(B.末梢神経系の構造と機能)
第9回 神経系の構造と機能B(C.自律神経)
    感覚器の構造と機能@(A.嗅覚と味覚)
第10回 感覚器の構造と機能A(B.視覚器、C.聴覚器・平衡器官、D.皮膚感覚と関連痛)
第11回 内分泌系の構造と機能@(A.視床下部と下垂体、B.松果体と概日リズム)
第12回 内分泌系の構造と機能A(C.甲状腺、D.骨代謝とホルモン、E.副腎)
第13回 内分泌系の構造と機能B(F.糖代謝とホルモン)、
    生殖器の構造と機能@(A男性生殖期の構造と機能)
第14回 生殖器系の構造と機能A(B.女性生殖器の構造と機能、C.性周期と妊娠)
第15回 生殖器系の構造と機能B(D.胎児の発生と出産)
     機能異常と疾病との関連性(高血圧、糖尿病、脂質代謝異常、骨粗鬆症)

試験期間中に定期試験を行う。
授業方法
Class Method
A・Eクラスについては、HP上より配信した講義資料に従って、講義を進める。
B〜Eクラスについては、教科書を基に、必要事項を補足しながら講義を進める。
授業時間外学習
Review and Preview
A・Eクラスについては、解剖生理学の講義プリントをHP上より配布しているので、事前にダウンロードし、空欄を埋め、内容を確認して講義に出席すること。B〜Eクラスについても教科書とともに予習に活用してほしい。また、国家試験過去問題と解説も配布しているので、各自ダウンロードの上、復習に活用してほしい。
評価方法
Evaluation Method
・試験期間中に試験を実施(100点)

教科書
Textbook
村田友常他/わかりやすい解剖生理学/三共出版
参考書
Reference Books
大野忠雄、黒澤美枝子、高橋研一、細谷安彦/トートラ人体の構造と機能/丸善
島田達生、小林邦彦、渡辺皓/ロス&ウィルソン 健康と病気のしくみがわかる解剖生理学/西村書店
内山安男、相磯貞和/人体組織学/南江堂
地域との連携
Cooperation with the Community
なし
担当教員への連絡方法
How to make Contact
yomo@mukogawa-u.ac.jp
受講上の注意
Notices
限られた時間内に多くの項目を学習するため、予習・復習を十分に行うこと。大食2A・Eクラスは教科書を使用せず、Web上で資料を配布するので各自ダウンロードし事前に準備すること。

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