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年度 | 2014 |
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科目名 | 図学・情報基礎演習U |
担当者名 | 福田 哲也・宇野 朋子・大井 史江・杉浦 徳利・田中 明・天畠 秀秋・柳沢 和彦 |
単位 | 2 |
科目目的 Course Objectives |
「図学・情報基礎演習T」の学習内容を踏まえ、これらの学習内容を透視図や陰影、切断、相貫の理解、CADによる図面の作成、およびCADデータの活用に応用する能力を習得する。これによって、図学やCADを、建築の設計に活用していくために必要な基礎的能力を養成する。 |
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到達目標 Class Goal |
本科目が対応する建築学科・大学院建築学専攻修士課程(6年)、および建築学科(4年)の学習・教育到達目標(◎は特に対応する到達目標)
◎A-1(6年)語学や諸学の基礎学力の習得、及び自らの主張を社会に提案し、合意を形成できる実践的能力を修得する。(4年)語学や諸学の基礎学力の習得、及び自らの主張を社会に提案し、合意を形成できる基礎的能力を培う。 |
授業内容 The Content of the Course |
図学は、透視投影、平行投影、陰影、切断、相貫を扱う。CADは、効果的な図面表現について学ぶ。最後にこれらの学習成果を「空間表現演習U」の設計課題に活用できるようにする。 |
授業計画 Class Plan |
1.図学の応用1
第1回 甲子園会館のスケッチによる透視図の原理の理解 (「空間表現演習U」と連携して実施) 第2回 平行投影(アイソメ、アクソメ)、透視図の演習 第3回 陰影(点および線の影、平面図形の影、立体の陰影、他の立体に投ずる影) 第4回 小テスト、陰影の応用(図面に陰影をつけることによる、陰影の理解) 2.CADによる図面の表現 第5回 CADを活用した効果的な図面の表現 第6回 CADによる平面図の作成 第7回 CADによる展開図の作成 3.図学の応用2 第8回 正多面体の作成 第9回 正多面体の切断、相貫による空間構成1 第10回 正多面体の切断、相貫による空間構成2 第11回 平面、立体の切断の作図 第12回 相貫線の求め方、直線、平面、立体相互の相貫の作図 第13回(前半)小テスト 4.図学の設計課題への応用 第13〜15回(後半)自ら設計した建築空間の図面、透視図の作成 (「空間表現演習U」と連携して実施) |
授業方法 Class Method |
授業計画1のうち、第1回は屋外でイーゼルを立てて行う。第2回〜第4回は、教員による解説と、演習問題を組み合わせて行う。
授業計画2は、スタジオにおけるソフトウェアの操作の学習と、課題に基づく演習を組み合わせて行う。 授業計画3のうち、第8回〜第10回は、スタジオまたはアトリエでの演習とする。第11回、第12回は、教員による解説と、演習問題を組み合わせて行う。 授業計画4は、スタジオでの演習とする。 |
授業時間外学習 Review and Preview |
各回の授業内容を確実に復習して理解し、次回の授業に臨むこと。宿題は次回の授業までに必ずやってくること。 |
評価方法 Evaluation Method |
・平常点等(100点) 配点内訳:授業への積極的参加度(10点)、課題および小テスト(90点)で採点する。 |
教科書 Textbook |
プリントを配付 |
参考書 Reference Books |
小川恒一他/演習 図学と製図/電気書院 岩井實他/基礎応用 第三角法図学 第2版/森北出版 |
地域との連携 Cooperation with the Community |
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担当教員への連絡方法 How to make Contact |
<担当教員(非常勤講師)紹介>
福田 哲也 福田哲也建築設計事務所 代表 (株)遠藤秀平建築研究所を経て、独立。住宅、店舗 をはじめ建築全般・インテリア・リノベーションの設計・デザインを手掛けている。 |
受講上の注意 Notices |
「空間表現演習U」を履修済みの学生が本科目を再履修する場合、第1回、第13回〜第15回においては別途課題を設定するので教員の指示に従うこと。
補習、再試験について:定期試験において不合格となった学生は、所定の期間に再試験受験手続を行うとともに、特別学期期間中に開講する補習に必ず出席し、指示された提出物を期限までに提出すること。補習に出席しない場合は、再試験受験手続を行っていても原則として不合格とする。再試験において提出した提出物の点数は0.8をかけ、上記評価方法に基づく得点に加算する。再試験の評価において、60点以上の得点はすべて60点とする。 |
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