シラバス参照 |
年度 | 2014 |
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科目名 | パターンメイキング演習U |
担当者名 | 大江 瑞子 |
単位 | 1 |
科目目的 Course Objectives |
時代性を取り入れたアパレル分野の工程を実践と参考資料等で把握させ、その上に、衣服設計の応用理論とパンツ、ブラウス、ワンピース、スーツ等のアイテム別デザインのパターンを演習を通して習得する。
ドラフティング(平面裁断)の手法から人体の立体(三次元)構造を把握させる。 個々のクリエーション・デザインをスタイル画に描き、パターンメーキング演習から実物製作、さらにスタイリングで表現する力(アパレル分野の技術工程)を引き出す事を教育目的としている。 |
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到達目標 Class Goal |
アパレル分野のパタンナーとしての基礎理論と技術の習得。さらにアイテム別、又、トレンドにおける豊かな感性表現をパターン上に技術として投影させるノウハウを習得する。
パタンナー、ファッションの専門分野における第1ステップをクリアする事を到達目標としている。 |
授業内容 The Content of the Course |
パターンメーキング演習Tの基礎理論と演習の上に、さらにアイテム別基礎理論と応用理論、演習を通してトレンドに合ったデザインパターンが作図できる応用能力を養う。
ドラフティング(平面裁断)の手法を用い、立体裁断、ドレーピング、IT技法も導入して高い技術と感性で型紙の応用能力(パターンメーキング演習U)を習得させる。 パンツは各自の創作デザイン(デザイン画を描く)を作図し、実物作品を製作する。さらに各自のスタイリングで撮影し、カタログ、ハガキ、他を創る。 |
授業計画 Class Plan |
第1〜4回 パンツパターンの基本作図からデザイン作図
(1)デザインパンツの作図と3次元立体把握 (2)各自のパンツ作図からトワール製作、実物製作(各自の創作デザインパンツ) 着用で把握する。 第5回 基本原型のパターン把握 (1)身頃、スカート 第6回 衿パターンの基本作図とデザイン展開法 (1)スタンドカラー、フラットカラー、セーラーカラー 第7回 袖パターンの基本作図とデザイン展開法 (1)1枚袖、パフスリーブ 第8回 ブラウスのデザイン作図と展開法 第9回 ワンピースのデザイン作図 第10回 第1回テスト(ワンピースデザインの作図) 第11回 デザインスーツ(ジャケット)類の作図 第12〜13回テーラードスーツの作図(衿、トワール製作で作図を検討)2枚袖 第14回 第2回テスト(創作デザインを作図) 第15回 各自のクリエーション・デザインによるパンツ(実物製作)をスタイリングで 表現し撮影。(後期のまとめ) |
授業方法 Class Method |
パターンメーキング演習Uでは、アイテム別、トレンドのスタイル画(デザイン画)の意図を読み解き、高い技術と感性で型紙を製作することを目的としている。
ドラフティング(平面裁断)の手法を用い、三次元の立体構造を使って演習し、把握する。各自のパンツを創作デザインで実物作品を製作し、各自のスタイリングで撮影し、カタログ、ハガキ、他を創る。 |
授業時間外学習 Review and Preview |
1.授業時間内学習を主体に進める。但し、パターン作図を実寸、1/2、1/3などの場合は、作図ノートに1/4で製図。
2.実物作品の製作などの復習。 3.予習はテストなどの事項。 4.授業時間前、30〜60分時間外学習を行う。(学生の質問や、他に対して) |
評価方法 Evaluation Method |
・レポート[作品含む](60点) ・平常点等(40点) 配点内訳:第1回テスト(20点)、第2回テスト(20点) |
教科書 Textbook |
必要に応じてプリントを配布する。 |
参考書 Reference Books |
文化服装学院/文化ファッション大系 服飾造形講座A スカート・パンツ/文化カラー印刷 −/服飾手帖/服飾手帖社 |
地域との連携 Cooperation with the Community |
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担当教員への連絡方法 How to make Contact |
質問等は、授業時間前の30〜60分時間外学習の時間を利用すること。
それ以外の時は、担当助手にまず連絡すること。 |
受講上の注意 Notices |
1.同演習Tを受講しておくこと。アパレルコンストラクション実習U,アパレル生産実習Tは並行して、アパレル生産実習U,ドレーピング実習に先駆けて履修することが望ましい。 |
シラバス参照 |