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年度 2015
科目名 日本語学入門T
担当者名 石山 裕慈
単位 2
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科目目的
Course Objectives
日本語学を学習・研究するのに必要な基礎的知識を習得し、日本語に対する様々な観点を知る。
また本科目は、中学校教科国語を教授するに足る基礎的知識及び技能等を修得し、教職実践力と関連づけて理解することを一目的とする。
到達目標
Class Goal
日本語学および関連領域の学習・研究に必要となる学究的な態度を身に付けている。
教職課程履修学生は、学修内容を当該の中高教科内容及び教材に関連づけて主体的に探求する。
授業内容
The Content of the Course
「日本語学入門U」と合わせ、日本語学に関する基礎的な事柄を幅広く扱う。
授業計画
Class Plan
第1回 概略
第2回 日本語はどういう言語か
第3回 言語と人間──人間の言語の特性とは──
第4回 日本語の文字表記1(1)──日本語の表記の特色──
第5回 日本語の文字表記1(2)──日本語に文字はあったか──
第6回 日本語の文字表記2(1)──漢字の音と訓──
第7回 日本語の文字表記2(2)──漢字の音読みの歴史──
第8回 日本語の文字表記2(3)──部首と送り仮名──
第9回 日本語の文字表記3(1)──平仮名・片仮名──
第10回 日本語の文字表記3(2)──日本のローマ字──
第11回 日本語の文字表記3(3)──現代仮名遣いのしくみ──
第12回 日本語の語彙1(1)──語彙とは──
第13回 日本語の語彙1(2)──語の意味とは──
第14回 日本語の語彙2(1)──和語と漢語・外来語──
第15回 日本語の語彙2(2)──語の複合について──
定期試験
授業方法
Class Method
講義形式で行う。基本的に指定した教科書に沿って進めるが、時折教科書の内容から逸脱することもある。また、授業の構成上、教科書の順序からは外れることになる。
授業時間外学習
Review and Preview
授業で出てきた用語などを復習しておくこと。また、予習・復習の小課題を毎回出題するので、その内容について考えておくこと。教科書の順序通りには進めないので、予習の際には注意されたい。
教職課程履修学生は、中高教育実習での研究授業場面や卒業後の中高正規授業での指導場面を想定して、本科目の修得内容を活用しつつ、「中高教科の自主的教材研究」に主体的に取り組む。その際、当該教科の学習指導要領及び教科書等を積極的に活用する。
評価方法
Evaluation Method
・試験期間中に試験を実施(100点)
・試験期間中に行う筆記試験で評価する。評価に迷った際には、出席状況や小課題の回答状況などを勘案して判断する。

教科書
Textbook
藤田保幸/『緑の日本語学教本』/和泉書院
参考書
Reference Books

地域との連携
Cooperation with the Community

担当教員への連絡方法
How to make Contact
金曜日の午前8時30分頃から9時までと、2限終了後から12時30分まで、本館6階の非常勤講師控室で待機しているので直接来ること。
受講上の注意
Notices
教職課程履修学生は、この授業科目終了後、教職課程履修カルテの自己評価シート欄に必要事項を必ず入力すること。また成績評価発表以降に、成績とともに担当教員によるコメントを参照し自己の学習状況について把握する。

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