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年度 | 2015 |
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科目名 | 西洋服飾史 |
担当者名 | 井上 雅人 |
単位 | 2 |
科目目的 Course Objectives |
エジプト、オリエント、ギリシャ、ローマ、ビザンティン、ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、バロック、ロココ、ロマン主義といった、西洋世界における近代にいたるまでの文化の風潮と衣服の歴史を学ぶ。 |
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到達目標 Class Goal |
キリスト教を中心としたヨーロッパ文化に親しみ、事件史ではない歴史を知る。広く文化史に関する文献を読み、自分の意見をレポートにまとめる。 |
授業内容 The Content of the Course |
本講義では、着ることの歴史を学ぶことによって、私たちの身体とは何かを考え、私たちをとりまいている「ファッション」とは何かについて歴史的に学んでいく。それとともに、歴史学とは何かについて、図像情報過を読み解くとはどういうことか、といったことについても学んでいく。 |
授業計画 Class Plan |
1 ひとはなぜ服を着るのか
2 古代エジプト 3 古代オリエント 4 古代ギリシア 5 古代ローマ 6 ビザンティン 7 ロマネスク 8 ゴシック1 8 ゴシック2 9 バロック1 10 バロック2 11 ロココ1 12 ロココ2 13 アンピール 14 ロマン主義 15 近代ファッションの成立 |
授業方法 Class Method |
授業は講義形式で行う。 |
授業時間外学習 Review and Preview |
西洋服飾史を学ぶためには、まず西洋史を理解しておく必要がある。授業においても、西洋史の、政治的、文化的側面を扱うが、普段から歴史に興味を持って幅広く学んでおくように。参考文献については、授業中に小レポートの提出を求めるので、必ず読むこと。 |
評価方法 Evaluation Method |
・レポート[作品含む](60点) ・平常点等(40点) 配点内訳:授業中に課す小レポート4本(参考文献の書評) |
教科書 Textbook |
深井晃子他/増補新装 カラー版世界服飾史/美術出版社 |
参考書 Reference Books |
阿部謹也/自分のなかに歴史をよむ/筑摩書房 高山宏/近代文化史入門 超英文学講義/講談社学術文庫 本村凌二/多神教と一神教―古代地中海世界の宗教ドラマ/岩波新書 ジェリー・ブロトン/はじめてわかるルネサンス/ちくま学芸文庫 |
地域との連携 Cooperation with the Community |
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担当教員への連絡方法 How to make Contact |
inouem@mukogawa-u.ac.jp |
受講上の注意 Notices |
本講義では、西洋世界における政治・文化・美術についても触れる。受講生には、これらの基礎知識をある程度持っていることが要求される。授業中は講義を聴くだけだが、授業時間外に、こまめに読むことと書くことが求められる。 |
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