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年度 2016
科目名 日本服飾史
担当者名 森 治子
単位 2
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科目目的
Course Objectives
日本における古代から現代までの服飾の様式と特徴を理解する。服飾の歴史は人間の生活の歴史でもあるため、衣服という身近な存在をとおして、自分がどのような文化的背景をもっているかを学び、人間の生活の理解を深める。
到達目標
Class Goal
服飾の歴史を学ぶことによって、日本社会の特徴や文化的な特質について理解を深める。また、文字資料や図像資料の扱いを学び、資料の検索や収集の方法を身につける。
授業内容
The Content of the Course
服飾文化の背景となる歴史や風土、社会環境との関連性を理解し、日本の服飾について歴史的に考察する。また、染織、色彩、文様、髪形、装身具について、流行や美意識の観点から検討することにより、美術やデザインの歴史、人の暮らしについても学ぶ。
授業計画
Class Plan
1 衣服の起源
2 古代〜奈良時代
3 平安時代(1)女性の服飾
4 平安時代(2)男性の服飾
5 鎌倉時代・室町時代 武家の服飾
6 安土桃山時代 南蛮服飾とその影響
7 江戸時代(1) 小袖のデザインの変遷
8 江戸時代(2) 女性の服飾
9 江戸時代(3) 男性の服飾
10 江戸時代(4) 江戸の美意識
11 近代(1) 明治
12 近代(2) 大正
13 近代(3) 昭和1
14 近代(4) 昭和2
15 まとめ

*毎回、授業の最後にその日に観た映像や内容に関するコメントや感想を書く時間をとります。
授業方法
Class Method
レジュメと資料を使用し、講義形式で行う。
授業時間外学習
Review and Preview
授業のさい、必要に応じて適宜指示する。
評価方法
Evaluation Method
・レポート[作品含む](60点)
・平常点等(40点) 配点内訳:授業中に鑑賞する映像の感想文や小さな課題40点

教科書
Textbook
増田美子 編/日本服飾史/東京堂出版
参考書
Reference Books

地域との連携
Cooperation with the Community
地域の文化について学ぶことができるよう、関西の服飾や阪神間の流行についても取り上げる。
担当教員への連絡方法
How to make Contact
学部事務室を通して連絡を取ること。
受講上の注意
Notices
授業時に服飾に関連のある展覧会や映画等を紹介します。美術や工芸、伝統文化などに接する機会があれば、積極的に参加するよう心がけて下さい。

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