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年度 2016
科目名 ソルフェージュU(応用音楽学科)
担当者名 今城 道子
単位 4
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科目目的
Course Objectives
ソルフェージュTA,TBで習得した専門的基礎知識、及び技術をさらに充実させ、教育現場などで必要とされる実践能力を育成する。
到達目標
Class Goal
♯、♭それぞれ2つまでのメロディーに伴奏付けができるように、また教職、音楽療法士としてのセッション等の現場で臨機応変に対応するために必要な初見、移調の演奏能力を養う。
授業内容
The Content of the Course
旋律視唱、及び同主調、属調、下属調、並行調への転調を伴ったメロディーのピアノ伴奏付けと、前期は初見視奏、後期は移調奏に重点を置き能力を養っていく。更に、伴奏付旋律教材の弾き歌いを会得し、豊かな音楽を表現できるよう学習する。
授業計画
Class Plan
第1回 調号2ケまでの長調・短調の視唱及び、それに伴う伴奏付け
    弾き歌いの能力を高めるための練習法説明及び、演習
    C durで8小節程度の簡単な初見練習
第2回 ♯2つまでの長調、短調の伴奏付け及び C durで8小節程度の簡単な初見練習
第3回 ♭2つまでの長調、短調の伴奏付け及び C durで8小節程度の初見練習
第4回 Moll-dur の視唱及び伴奏付け。弾き歌いの能力を高めるための演習
    ♯、♭一つまでの8小節程度の簡単な初見練習
第5回 同主調への転調の説明、及び♯、♭1つの課題の伴奏付け
    転調感を習得するために、必要に応じて書き取り
    ♯、♭一つまでの8小節程度の簡単な初見練習
第6回 ♯ 2つまでの同主調課題伴奏付け、♯、♭1つまでの8小節程度の簡単な初見練習        
第7回 ♯ 2つまでの同主調課題伴奏付け、♯、♭1つまでの8小節程度の簡単な初見練習   
第8回 ♭2つまでの同主調課題伴奏付け、♯、♭2つまでの8小節程度の簡単な初見練習
第9回 ♭2つまでの同主調課題伴奏付け、♯、♭2つまでの8小節程度の簡単な初見練習
第10回 平行調への転調の説明、及び♯、♭1つの課題の伴奏付け
    転調感を習得するために、必要に応じて書き取り 
    ♯、♭2つまでの8小節程度の初見練習
第11回 ♯2つまでの並行調への転調課題伴奏付け、 ♯、♭2つまでの8小節程度の初見練習
第12回 ♯2つまでの並行調への転調課題伴奏付け、 ♯、♭2つまでの8小節程度の初見練習      
第13回 ♭2つまでの並行調への転調課題伴奏付け、 ♯、♭2つまでの8小節程度の初見練習
第14回 ♭2つまでの並行調への転調課題伴奏付け、 ♯、♭2つまでの8小節程度の初見練習         
第15回 前期内容の総復習、及び中間テスト
第16回 属調への転調の説明、及び転調感を習得するために、必要に応じて書き取り
    G dur,F dur の簡単な移調奏の練習
第17回 ♯2つまでの属調への転調課題伴奏付け、 G dur,F dur の簡単な移調奏
第18回 ♯2つまでの属調への転調課題伴奏付け、 G dur,F dur の簡単な移調奏              
第19回 ♭2つまでの属調への転調調課題伴奏付け、 G dur,F dur の簡単な移調奏
第20回 下属調への転調の説明、及び転調感を習得するために、必要に応じて書き取り
    G dur,F dur の移調奏
第21回 ♯2つまでの下属調への転調課題伴奏付け、G dur,F dur の移調奏
第22回 ♯2つまでの下属調への転調課題伴奏付け、G dur,F dur の移調奏     
第23回 ♭2つまでの下属調への転調課題伴奏付け、C dur からD dur, B dur への簡単な移調奏 
第24回 ♭2つまでの下属調への転調課題伴奏付け、C dur からD dur, B dur への簡単な移調奏     
第25回 同主調、平行調、属調、下属調への転調の復習
    C durから D dur, B dur への簡単な移調奏
第26回 同主調、平行調、属調、下属調への転調の復習
    C durから D dur, B dur への簡単な移調                       
第27回 同主調、平行調、属調、下属調への転調の復習
    C durから D dur, B dur への簡単な移調                
第28回 調号3つ以上の初見、移調奏
第29回 調号3つ以上の初見、移調奏   
第30回 後期の総復習、及び定期テスト

前期・後期を通して、弾き歌いの教材として、伴奏付きダンノーゼル・ソルフェージュ等を適宜プリント配布する。
授業方法
Class Method
その都度、説明を加えながら1人ずつピアノを使って課題にあたる。初見視奏の場合は、まず引き歌いをし、その後は伴奏をして、それに合わせて全員が歌唱する。移調奏の場合は、まず原調を初見で演奏し、次に同じ課題を移調して演奏する。
伴奏付けは、前回に与えられた伴奏付け課題を各自が演奏する。
原則個人の実習形態。
授業時間外学習
Review and Preview
学習した演習課題の内容を復習し、次回授業までにマスターしておくこと。移調奏、初見に関しては時間をとって少しずつ各自で課題に取り組むこと。また、伴奏付けについては、次回の授業内容に即した課題をだすので各自で伴奏を付けて準備すること。
評価方法
Evaluation Method
・平常点等(100点) 配点内訳:積極的な受講態度50点、前期、後期それぞれ最終授業時の試験(25×2)50点

教科書
Textbook
金光威和雄・内藤忠勝他共著 /視唱の練習/音楽の友社
参考書
Reference Books

地域との連携
Cooperation with the Community

担当教員への連絡方法
How to make Contact
imashiro@mukogawa-u.ac.jp
受講上の注意
Notices
積極的な受講のためには、各自の復習が大切である。特に初見視奏、移調奏は毎日少しずつの積み重ねが必要。
伴奏付けについても、だきるだけたくさんの課題にあたること。

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