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年度 2016
科目名 日本語ライティングT
担当者名 設樂 馨・藪 葉子・小泉 京美
単位 1
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科目目的
Course Objectives
レポート・卒業論文・就職試験等において必要となる文章作成能力を身に付ける。
また本科目は、中学校教科国語を教授するに足る基礎的知識及び技能等を修得し、教職実践力と関連づけて理解することを一目的とする。
到達目標
Class Goal
様々な状況に最もふさわしい文章を作成できる技術と能力を身に付けている。
教職課程履修学生は、学修内容を当該の中高教科内容及び教材に関連づけて主体的に探求する。
授業内容
The Content of the Course
文章読解・作成能力に役立つ基礎力、読解力、作成力を段階を踏んで養成する。また、文章作成に必須となる用字法として、日常生活や就職活動で使う常用漢字の運用力も習得する。
授業計画
Class Plan
第1回 ガイダンス(クラス分け。また漢字小テストの説明)
第2回 基礎力(語彙を使いこなす)、漢字小テスト(1)
第3回 基礎力(正しい文法を知る)、漢字小テスト(2)
第4回 読解力(内容を要約する)、漢字小テスト(3)
第5回 読解力(段落の役割を知る)、漢字小テスト(4)
第6回 読解力(図表を読み解く)、漢字小テスト(5)
第7回 作成力(わかりやすい表現)、漢字小テスト(6)
第8回 作成力(無用な省略を避ける)、漢字小テスト(7)
第9回 作成力(通信文における配慮)、漢字小テスト(8)
第10回作成力(通信文の作成)、漢字小テスト(9)
第11回これまでのまとめ(試験)
第12回まとめの解説
第13,14,15回 文章作成、漢字小テスト(10〜12)
授業方法
Class Method
参考書『文章検公式テキスト準2級』に基づいた、文章作成能力のためのプリントを解説しながら演習問題を解いてゆく。必要部分は授業で配布する(購入不要)。
教科書『部首と意味で覚えるランクアップ漢字3800』に準じて漢字についての知識を習得し、書き取り問題に取り組む(要購入)。
なお、文章作成では、クラス担当教員別のテーマに沿った文章を作成するため、第1回目に教員選択の希望調査を実施する。
授業時間外学習
Review and Preview
予習は、毎時行う10分程度の漢字小テストの当該範囲。復習は、授業内容の理解項目。また、演習問題や作成課題は不適切な箇所を見直し、再考してみること。
教職課程履修学生は、中高教育実習での研究授業場面や卒業後の中高正規授業での指導場面を想定して、本科目の修得内容を活用しつつ、「中高教科の自主的教材研究」に主体的に取り組む。その際、当該教科の学習指導要領及び教科書等を積極的に活用する。
評価方法
Evaluation Method
・平常点等(100点) 配点内訳:授業後半の試験(50点)、毎時実施の書き取りテスト(10点)、通信文等の課題(40点)

教科書
Textbook
京都書房編集部/部首と意味で覚えるランクアップ漢字3800/京都書房
参考書
Reference Books
財団法人日本漢字能力検定協会/文章検公式テキスト準2級/財団法人日本漢字能力検定協会
地域との連携
Cooperation with the Community

担当教員への連絡方法
How to make Contact
授業内容について教員へ連絡する場合、授業中に担当教員に確認すること。ただし、文章読解・作成能力検定について連絡する場合は、設樂馨(C館13階C-1316)が窓口となる。
受講上の注意
Notices
教職課程履修学生は、この授業科目終了後、教職課程履修カルテの自己評価シート欄に必要事項を必ず入力すること。また成績評価発表以降に、成績とともに担当教員によるコメントを参照し自己の学習状況について把握すること。

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