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年度 | 2016 |
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科目名 | 共通語と方言 |
担当者名 | 佐竹 久仁子 |
単位 | 2 |
科目目的 Course Objectives |
日本語の共通語と各地の方言について、地域的・歴史的・文化的な諸側面から考察する。 |
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到達目標 Class Goal |
共通語と方言について一定の知識を得、日本語の多様性について認識している。 |
授業内容 The Content of the Course |
激しい標準語化の波によって伝統的方言は消滅に瀕しているといわれるが、一方で新しい方言が生まれていることも指摘される。この講義では、日本語の伝統的方言について概観したのち、方言の動態やイメージなどについて、具体的なトピックをとりあげながらみていく。 |
授業計画 Class Plan |
第1回 ガイダンス:この授業の方針と内容/方言・標準語・共通語とはなにか
第2回 日本語の方言概説(1) 多様な伝統方言 第3回 日本語の方言概説(2) 日本語方言の分類 第4回 日本語の方言概説(3) 地域的バリエーションの種々相 第5回 日本語の方言概説(4) 地域的バリエーションの分布:東西対立分布 第6回 日本語の方言概説(5) 地域的バリエーションの分布:周圏的分布 第7回 日本語の方言概説(6) 地域的バリエーションの分布:周圏的分布の解釈 第8回 日本語の方言概説(7) 地域的バリエーションの分布:さまざまな分布 第9回 現代の方言(1) 標準語化 第10回 現代の方言(2) 標準語化の地域差・場面差 第11回 現代の方言(3) 新しい方言 第12回 現代の方言(4) 気づかない方言 第13回 方言のイメージ (1) 方言のイメージ調査から 第14回 方言のイメージ (2) 大阪弁のイメージ 第15回 まとめ 定期試験 |
授業方法 Class Method |
講義型授業。 |
授業時間外学習 Review and Preview |
あらかじめ配布するレジュメのプリントには問いが設けてあるので、授業の進行にあわせて予習して答えを考え、疑問点を整理しておくこと。また、プリントには要点しか記していないので、自分で内容をまとめたノートをつくって復習すること。 |
評価方法 Evaluation Method |
・試験期間中に試験を実施(60点) ・平常点等(40点) 配点内訳:授業時の小テスト(3回30点)と課題提出(10点) ・小テスト(15分程度)と課題の提示は授業の進行状況にあわせておこなう。 |
教科書 Textbook |
レジュメのプリントを配布する。 |
参考書 Reference Books |
小林隆・篠崎晃一編/ガイドブック方言研究/ひつじ書房 木部暢子他/方言学入門/三省堂 |
地域との連携 Cooperation with the Community |
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担当教員への連絡方法 How to make Contact |
授業時に指示する。 |
受講上の注意 Notices |
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