シラバス参照 |
年度 | 2016 |
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科目名 | 伴奏法と弾き歌い |
担当者名 | 生地 加代・和田垣 究・伊藤 菜穂美 |
単位 | 1 |
科目目的 Course Objectives |
ピアノ演奏の体験的・探究的活動を通して、幼児教育に携わる教師・保育者としての資質・能力の基礎を養う。 |
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到達目標 Class Goal |
(1)自己の技能に応じたピアノ曲を演奏することができる。 (2)童謡や唱歌の弾き歌いおよび伴奏をすることができる。 (3)学習した内容を踏まえて、自分の意見を持つとともに、各自で工夫した活動を行うことができる。 |
授業内容 The Content of the Course |
基本的には教科器楽基礎の続きである。しかし、ピアノの基礎的な技術習得中心から一段階上の課題に進み、園児・児童への音楽表現の指導内容を適切に行える力を身につける。そのために現場で役立つ弾き歌いの授業と、ピアノの基礎技術を習得するための授業を隔週で行う。また、弾き歌いに要する音楽理論の学習も行い(コードネームなど)、演奏に活用する。 |
授業計画 Class Plan |
集団指導と個人指導を隔週で行う(集団指導7回+個人指導8回で計15回)
【集団指導】 第1回…発声の基本練習。初見演奏(歌唱・ピアノともに)なども加えた弾き歌いの練習。 第2回…(1)弾き歌いの練習 (2)コードネームなどの楽典(音楽理論)の基礎学習と、それを活用した伴奏および弾 き歌い練習。第1回目の内容も継続。 第3回…弾き歌いの練習。コードネームによる伴奏も行う。 第4回…弾き歌いの練習。コードネームによる伴奏も行う。 第5回…集団:弾き歌いの練習。コードネームによる伴奏も行う。 第6回…成果発表曲のための最終レッスン(弾き歌い1曲、発表に向けてのアドバイス等) 第7回…成果発表(弾き歌い1曲、暗譜) 【個人指導】 第1〜3回…(1)教科器楽基礎で「独習バイエル下巻」を使用した場合「ブルグミュラー25の練習 曲」を使用。譜読みをしっかり行い、間違えず弾けるようにする。 (2)教科器楽基礎で「ブルグミュラー25の練習曲」を使用した場合「ツェルニー30番」 「ソナチネ」を使用。ただし器楽Tの成果発表を「ブルグミュラー25の練習曲」 前半で行った場合、器楽Uは同テキストの後半で指導を受ける。 (3)教科器楽基礎で「ツェルニー30番」および「ブルグミュラー18の練習曲」を使用した 場合、同テキスト、および「ソナチネ」「ソナタ」を使用。より音楽的な表現 ができるように。 ※(1)〜(3)いずれの場合も必修曲あり (4)「マイレッスン」より2曲選択して指導を受ける(第6回まで継続) 第4〜6回…「ブルグミュラー25の練習曲」では、指示通りの速さで曲想や強弱などもつけて弾け るように、又「ツェルニー30番」「ブルグミュラー18の練習曲」「ソナチ ネ」「ソナタ」では、音楽的に表現できるようにすること。 第7回…成果発表曲の最終レッスン 第8回…成果発表(各自のレベル別課題曲1曲、「マイレッスン」から暗譜で1曲) |
授業方法 Class Method |
実技中心。個人レッスン(ピアノ独奏)と集団レッスン(弾き歌い、伴奏など)がある。 |
授業時間外学習 Review and Preview |
授業時間内だけでは、各曲を十分にマスターすることは不可能なため、予習・復習が必須。 |
評価方法 Evaluation Method |
・平常点等(100点) 配点内訳:必修曲の習得状況40点 成果発表時の演奏点60点 ・個人指導と集団指導、どちらか一方の発表点が60点以下の場合は不合格となる。 |
教科書 Textbook |
和田垣 究 生地加代/大学・短大教職課程のためのピアノ曲集・童謡曲集 My Lesson/全音 |
参考書 Reference Books |
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地域との連携 Cooperation with the Community |
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担当教員への連絡方法 How to make Contact |
初回時に各担当者が知らせる。 |
受講上の注意 Notices |
毎日の地道な練習(短時間でもよい)が不可欠である。 |
シラバス参照 |