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年度 2016
科目名 公衆衛生看護学実習T
担当者名 和泉 京子・岩佐 真也・海原 律子
単位 3
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科目目的
Course Objectives
 保健事業への参加および個別への支援を積み重ねることにより公衆衛生看護活動の基盤となる知識や態度を身につけさせる。支援を求めない人々、制度の網目から抜け落ちる人々、複雑困難な健康問題を有する人々への支援を学ばせる。健康課題の解決に向けた地域特性をふまえた保健活動の実施・評価ができる能力を養う。地域住民および保健・医療・福祉の連携・協働の実際、学校保健・産業保健との連携・協働の実際を学び関係機関と関係を構築し協働活動を展開できる能力を養う。
到達目標
Class Goal
1.保健事業への参加および個別への支援を積み重ねることにより公衆衛生看護活動の基盤となる
 知識や態度を身につけることができる。
2.地域における公衆衛生看護の実践機関である保健所・保健センターについて理解させるととも
 に、地域特性をふまえた地域における保健活動の展開方法のプロセスを主体的に学ぶことができ
 る。
3.地域住民が抱えるニーズや健康課題の実際を理解し、集団、地域への支援を探求できる。
4.支援を求めない人々、制度の網目から抜け落ちる人々、複雑困難な健康問題を有する人々への
 支援を展開できる。
5.公衆衛生看護学演習Uにおいて明らかにした実習市の健康課題をふまえた保健活動の展開を行
 い、健康課題の解決に向けた地域特性をふまえた保健活動の実施・評価ができる。
6.地域住民および保健・医療・福祉の連携・協働の実際、学校保健・産業保健との連携・協働の
 実際を学び関係機関と関係を構築し協働活動を展開できる。
授業内容
The Content of the Course
 保健事業への参加および個別への支援を積み重ねることにより公衆衛生看護活動の基盤となる知識や態度を身につけさせる。地域における公衆衛生看護の実践機関である保健所・保健センターについて理解させるとともに、地域特性をふまえた地域における保健活動の展開方法のプロセスを主体的に体験して学ばせる。地域住民が抱えるニーズや健康課題の実際を理解し、集団、地域への支援を探求する。乳幼児健診・特定健診の未受診者への支援、結核の治療中断者等への支援の実際を通し、支援を求めない人々、制度の網目から抜け落ちる人々、複雑困難な健康問題を有する人々を支援する能力を習得させる。公衆衛生看護学演習Uにおいて明らかにした実習市の健康課題をふまえた保健活動の展開を行い、健康課題の解決に向けた地域特性をふまえた保健活動の実施・評価ができる能力を養う。地域住民および保健・医療・福祉の連携・協働の実際、学校保健・産業保健との連携・協働の実際を学び、関係機関と関係を構築し協働活動を展開できる能力を養う。
授業計画
Class Plan
1週目
@実習場所でのオリエンテーション
 実習計画に沿って実施する。
A個別援助活動(家庭訪問、集団健診における健康相談等)を実施する。
 家庭訪問…見学訪問(1事例)として、保健師の訪問を理解するために保健師の訪問に同行し
 見学する。
 学生主体訪問または単独訪問(5事例以上)実習計画にそった対象選定を行う。
 乳幼児健診…事前に問診表と流れを確認し、対象者に同行し健診の流れを見学した後に問診を
 主体的に行う(1−2事例)。
 その他保健事業…準備、実施カンファレンスを通して対象者および事業の流れと位置づけ、
 保健師の役割を学ぶ。
B地域の関係機関の把握を行い活動の実際を知る。
 地域における保健・医療・福祉の関係機関との連携調整の実際について学ぶ。
C実習地域において収集した情報を追加して健康課題、計画を修正する。
2、3週目
@個別援助活動(家庭訪問、集団健診における健康相談等)を実施する。
A未受診者等の支援…乳幼児健診・特定健診の未受診者等への支援、結核の治療中断者等への
 支援、複雑困難な健康問題を有する人々への支援の実際を学ぶ。
A集団援助活動(健康教育、グループ活動等)を実施する。
 健康教育…実習計画にそった対象と場の選定を行い、1回以上経験する。
 保健師が行う健康教育の見学、→健康教育指導案を作成→実習指導者および教員が確認→予演会
 →修正→実施→評価の流れで行う。
 グループ活動等…住民組織、セルフへルプグループ等の役割やそれぞれの活動内容を理解する。
B地域の関係機関の把握を行い活動の実際を知る。
C実習地域において収集した情報を追加して健康課題、計画を修正する。
4週目
@実習を通して学んだことを実習計画に照らし合わせて評価、考察を行い、まとめを作成する。
Aまとめを実習報告会で発表する。
授業方法
Class Method
臨地実習 学内での課題学習
授業時間外学習
Review and Preview
実習前
@公衆衛生看護科目および関連科目の復習をする。
A明確化した健康課題に対して、実習中の目標、計画を立てる。
B家庭訪問、健康教育、保健事業への参加等を盛り込んだ実習予定表を作成する。
C実習市の各領域の社会資源、保健体系についてノートに整理し提出する。
D事前の技術演習を自主的に計画し、事前に担当教員に申し出る。
実習中
@実習記録を整理する。
A健康課題、計画の修正を行う。
B家庭訪問の対象者への支援に必要な情報収集、関係機関連絡、マネジメントを行う。
C健康教育に必要な情報収集と整理、準備を行う。
Dまとめ作成の準備を行う。
実習後
@実習記録を整理し、不足している学習を適宜行う。
評価方法
Evaluation Method
・平常点等(100点) 配点内訳:出席状況10点、事前学習10点、実習態度10点、事業等参加状況15点、実習記録15点、健康教育実施状況10点、カンファレンス参加状況10点、地域診断まとめ20点

教科書
Textbook

参考書
Reference Books

地域との連携
Cooperation with the Community
西宮市に出向き実習を行う
担当教員への連絡方法
How to make Contact
実習開始前にお伝えします
受講上の注意
Notices
実習開始前にお伝えします

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