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年度 2016
科目名 教職概論
担当者名 藤森 陽子
単位 1
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科目目的
Course Objectives
 教育の潮流を踏まえ、これからの時代に求められる教員の資質能力について考察する。学校教育制度や教員養成の歴史について理解を深める。さらに、教育内容、教育方法等について探求し、授業力を高める。職務内容に立脚し具体的事例を通して実践力を高める。上記目的を踏まえ、教職論の観点から、全人教育の推進に要する資質能力の向上に資する。
到達目標
Class Goal
 学生は、下記目標に到達することにより、教職実践力について総合的に高める。
 学生は、主体的・協同的に授業に取り組み、学習指導、学級経営、今日的な課題解決方法等の専門的な知識並びに解決方法の技能を修得する。 
授業内容
The Content of the Course
教師として求められる資質として、教育の専門家としての確かな力量を高めるための授業内容とする。そのためには、時代のニーズにあった教育内容や教育方法について、考察し授業づくりを体験する。また、学校で起きるさまざまな具体的事例をもとにその課題解決への協同的な取り組みなどを通して実践力の更なる向上を目指す。
授業計画
Class Plan
第1回 教育の潮流を概観する −国の施策など−
第2回 これからの時代に求められる教員の資質能力は何かについて考える
第3回 教師のライフコースと力量形成を考える
第4回 教育用語を調べる
第5回 学校の組織について知る −教師の勤務と職能成長−
第6回 生徒にどのような力をつけていくかの観点から教育内容を考える
第7回 生徒の主体的学びを促す教育方法について研究する
第8回 授業研究(Lesson Study)の意味を探求する
第9回 教員養成の歴史的変遷を概観する
第10回 学校における教育の今日的課題について考察する
第11回 教育課程をデザインする
第12回 専門性を高める(1) −学習指導に関する事例研究−
第13回 専門性を高める(2) −生徒指導に関する事例研究−
第14回 専門性を高める(3) −生徒事故に関する事例研究−
第15回 「学び続ける教師」の意義を理解する
授業方法
Class Method
グループワーク、模擬授業形式を取り入れ、実践力を身につける。
授業時間外学習
Review and Preview
特に予習を求めないが、多くの書物を読んでいただきたい(参考までに参考書の欄に明示する。ただこれに限定することではない)。尚第1回の授業時に配付する授業ノートに探求課題を明記しています。
評価方法
Evaluation Method
・レポート[作品含む](60点)
・平常点等(40点) 配点内訳:授業中の発表(20点)探求学習や事例研究等における授業の積極度(20点)

教科書
Textbook

参考書
Reference Books
曽余田浩史/教職概論/協同出版
田中智志・橋本美保・高橋 勝/教職概論/一藝社
紺野 祐・走井洋一/教育の現在:子ども・教育・学校をみつめなおす/日本図書センター
石村卓也/教職論:これから求められる教員の資質能力/昭和堂
地域との連携
Cooperation with the Community

担当教員への連絡方法
How to make Contact
最初の授業時に連絡
受講上の注意
Notices
多くの書物を読むことを薦める。その本を読んで、短い文章でも自分が思ったことを書き留めておく。この習慣を身につけていくこと。授業には積極的態度で臨んでください。教職課程履修学生は、この授業終了後、教職課程履修カルテの自己評価シート欄及び課題事項欄に必要事項を必ず入力すること。また成績評価発表以降に、成績とともに担当教員によるコメントを参照し自己の学習状況について把握する。

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