シラバス参照 |
年度 | 2017 |
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科目名 | プレファーマシー実習V |
担当者名 | 三木 知博・奥田 浩人・十万 佐知子 |
単位 | 1 |
科目目的 Course Objectives |
卒業後、医療に参画できるようになるために、病院実務実習・薬局実務実習に先立って、大学内で調剤、服薬指導などの薬剤師職務に必要な基本的知識、技能、態度を修得することを目標とする。(プレファーマシー実習TおよびUは本科目を補完するものである。) |
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到達目標 Class Goal |
実習に際し、最低限の知識、技能、態度を修得することで、実習成果をあげることが可能となるようにする。
1)ロールプレイを通じて、コミュニケーション力を高め、同時に薬物治療にな患者情報を引き出す能力を培う。 2)現在、臨床現場で薬剤師が行っているさまざまな指導や手技について学び、臨床実習の際にも応用できるようにする。 3)実際の臨床症例から必要な情報を収集し、診断と治療に結びつく基礎力を養う。 |
授業内容 The Content of the Course |
医療の現状をふまえて、薬剤師の位置づけと役割について理解し、患者本位のファーマシューティカルケアの概念に沿った業務を行うことができるよう実践的な実習を行う。患者接遇における態度や、患者情報の把握、服薬説明上の注意点などを学ぶ。 |
授業計画 Class Plan |
必修科目
授業計画は実務実習モデル・コアカリキュラムの内容を含んでおり、下記項目に関する基本的知識、技能、態度を修得する。 1)服薬説明の基本((6)-1)2)3)4)5)6)7)) 1.患者の基本的権利、自己決定権、インフォームド・コンセント、守秘義務 2.患者情報の収集 3.患者接遇の注意点 2)患者情報の活用((6)-8)9)10))) 1.服薬説明に必要な患者情報(患者背景、経過、コンプライアンスなど)の把握 2.医師をはじめとする医療スタッフとの情報共有化 3)服薬説明の実施((6)-11)12)13)14),(7)) 1.代表的な医薬品の服薬説明上の注意点、適切な服薬説明 2.代表的な疾患において注意すべき生活指導項目 3.患者背景に配慮した服薬説明の実施 4.医薬品に不安、抵抗感を持つ患者への服薬説明 5.代表的な症例についての服薬説明内容の記録(SOAP形式) 4)実技 ・ピークフロー測定と吸入薬の使い方 ・インスリン自己注射 ・自己血糖測定法 ・バイタルサイン ・フィジカルアセスメントモデルを用いての臨床演習 5)症例検討 C14(2)−5、(3)-7、(4)-8 |
授業方法 Class Method |
講義および実習(ロールプレイ、症例検討を含む)形式で行う。
基本的知識を整理したうえで実習を行う。 学生2名で行う、初回面談と服薬指導。 数名の学生で行う症例検討。 小グループでの実技とフィジカルアセスメントモデルによる演習。 |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
プレファーマシー実習Vでは、臨床現場を想定して実習を行っていく。そのためには薬学生として疾病のこと、薬物について薬理学的知識や、様々な治療薬の適応や禁忌など幅広い知識が求められる。実務実習に行く前にまず、これらの知識の整理と確認を行っておくこと。 |
評価方法 Evaluation Method |
・レポート[作品含む](40点) ・平常点等(60点) 平常点等配点内訳:実習態度、レポートおよび実習終了後の実技試験により行う。 |
教科書 Textbook |
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参考書 Reference Books |
堀岡正義/調剤学総論/南山堂 |
地域との連携 Cooperation with the Community |
地域の薬剤師会の臨床薬剤師の指導を受けるとともに、臨床現場薬剤師に対してのフィジカルアセスメントモデルを用いた臨床研修を行う。 |
担当教員への連絡方法 How to make Contact |
病態生理学研究室:総合薬学教育研究棟 5階北側
オフィスアワー:木・5 連絡方法については、STUDENT GUIDE 2017‐For Academic Studiesを参照のこと。 |
受講上の注意 Notices |
プレファーマシー実習T・Uと同様に実習には積極的に取り組むこと。 |
卒業認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
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