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年度 | 2017 |
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科目名 | 健康行動科学・演習 |
担当者名 | 松本 裕史 |
単位 | 2 |
科目目的 Course Objectives |
健康を行動の側面から理解し、人の健康に関する行動の変容と維持について、筋道を通して考える知識を身に付ける。また、望ましい健康行動を支援するコミュニケーション能力の獲得を目指す。 |
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到達目標 Class Goal |
健康行動の変容と維持に関する行動科学の理論・モデルの理解し、その理論・モデルを応用した健康行動変容プログラムの作成方法の修得を目標とする。
1.健康行動科学における基礎知識の修得 2.健康教育における行動科学的知識の活用方法の理解 3.行動科学的アプローチを用いた健康行動カウンセリングの習得 4.健康づくり現場で必要とされるコミュニケーションスキルの修得 |
授業内容 The Content of the Course |
健康行動の変容と維持に関する行動科学の理論・モデルについて、理論・モデルの背景から、理論・モデルの健康行動への応用まで、グループワークおよびロールプレイを実践しながら学ぶ。 |
授業計画 Class Plan |
1.オリエンテーション
講義の概要とねらい 2.生活習慣病の予防とその対処 3.行動変容の理論 4.学びのルール 学習理論 5.刺激統制法とオペラント強化法 6.社会的認知理論 7.トランスセオレティカルモデル 8.計画的行動理論 9.逆戻り予防法 10.ソーシャルマーケティング 11.行動変容プログラム開発の手順 12.行動変容技法を用いた介入 13.行動変容理論を用いた介入 14.動機づけ面接法 15.健康行動カウンセリング |
授業方法 Class Method |
講義および演習形式で実施する。 |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
予習:テキストおよび配布資料に目を通しておくこと
授業に積極的に参加するために、授業内の疑問点を整理しておくこと 復習:講義内容を復習し、まとめておくこと 自らの行動変容に、授業内容を適用すること |
評価方法 Evaluation Method |
・平常点等(100点) 平常点等配点内訳:授業への積極的参加度・課題提出30点、授業内筆記試験70点 |
教科書 Textbook |
竹中晃二/運動と健康の心理学/朝倉書店 |
参考書 Reference Books |
ベス・マーカス、リーアン・フォーサイス/行動科学を活かした身体活動・運動支援/大修館書店 レイモンド・ミルテンバーガー/行動変容法入門/二瓶社 ウィリアム・ミラー、ステファン・ロルニック/動機づけ面接法 基礎・実践編/星和書店 北田 雅子/医療スタッフのための 動機づけ面接法 逆引きMI学習帳/医歯薬出版 |
地域との連携 Cooperation with the Community |
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担当教員への連絡方法 How to make Contact |
オフィスアワー:火昼休み
研究室:GA-606 |
受講上の注意 Notices |
グループワークおよびロールプレイの実践を望まない人、遅刻および欠席が多い人は、この科目の履修には向かない。 |
卒業認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
3.思考・判断
3-2 指導現場においては、成果を得ることが大切であり、そのための問題解決の能力を身につけている。 |
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