シラバス参照

年度 2017
科目名 健康栄養科学特別実験U
担当者名 福尾 惠介
単位 6
★★「単位」には開講学年の単位が表示されています。★★
★★「単位」が「-(ハイフン)」で表示されている場合は各自の履修便覧で単位を確認してください。★★


科目目的
Course Objectives
健康栄養科学コースにおいて、特定の研究課題で研究を実践させることにより、研究活動を自主的に展開できる能力を養うことを目的とする。
到達目標
Class Goal
特定の研究テーマを設定し、修士論文作成のためのデータ収集を目指す。
授業内容
The Content of the Course
 研究課題に関する文献調査、研究計画の立案、研究の遂行を通じて、研究を論理的に展開し、その結果得られた研究データを解析し、考察して、研究成果をまとめて修士論文を作成する。これらの課程を通じて、管理栄養士、研究者として必要な能力を養う。
授業計画
Class Plan
1.新規ミトコンドリアタンパク質Apop-1と糖尿病などの代謝性疾患の病態との関係を明らかにするため、ヒトにおけるApop-1遺伝子一塩基多型(SNP)解析やApop-1欠損マウスを用いた研究などを行う。これらによって、糖尿病の病態におけるミトコンドリアの役割の解明や新しいテーラーメイド栄養指導法の開発を目指す。

2.論文抄読
 研究テーマに関する論文の抄読を行う。

3.論文作成
 論文作成を行う。

同時に、研究倫理教育を行う。
授業方法
Class Method
実験を主に、文献検索、実験の進め方を模索し、得られたデータに対する対応を議論すると共に、結果をまとめて学会発表する。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
常に最新論文を検索しておくこと。
評価方法
Evaluation Method
・レポート[作品含む](100点)
・修士論文の作成と口頭発表の総合評価

教科書
Textbook

参考書
Reference Books

地域との連携
Cooperation with the Community

担当教員への連絡方法
How to make Contact

受講上の注意
Notices

卒業認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解 1−2食べ物と健康との関係について、高度な専門的知識を身に付けている。
2.技能・表現 2−1臨床や福祉、学校教育の場で必要となる高度な技能・表現力を身に付けている。
2.技能・表現 2−2健康増進や健康管理を行う上で必要となる高度な技能・表現力を身に付けている。
2.技能・表現 2−4ヒトと栄養との関係を研究するために必要となる高度な技能・表現力を身に付けている。
3.思考・判断 3−1健康や栄養・食に関する高度かつ専門的な情報を自ら収集する能力を身に付けている。
3.思考・判断 3−2情報収集によって発見された課題を自ら解決できる能力を身に付けている。
3.思考・判断 3−3科学的根拠に基づく健康・栄養課題解決の能力を身に付けている。
4.態度・志向性 4−1個人や社会が抱える様々な健康栄養問題を積極的に学習する態度を身に付けている。
5.統合的能力 5−1高度な専門的知識・技術の統合を図り、管理栄養士として社会に貢献できる能力を身に付けている。
5.統合的能力 5−2社会における指導者として必要なコミュニケーション能力を身に付けている。
5.統合的能力 5−3栄養・食と健康に関する様々な問題について、指導的立場から解決する高度な能力を身に付けている。
5.統合的能力 5−4社会貢献のための実行力を身に付けている。

シラバス参照