シラバス参照 |
年度 | 2018 |
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科目名 | カウンセリング心理学 |
担当者名 | 佐藤 安子 |
単位 | 2 |
科目目的 Course Objectives |
心理臨床の視点から、カウンセリングの理論やその実際について学ぶ。 |
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到達目標 Class Goal |
たんなるカウンセリングの技術的、表面的なハウツウではなく、その本質的な面を理解できる。 |
授業内容 The Content of the Course |
カウンセリングという心理的援助の実際について、援助の段階を追って時系列的かつ具体的に解説する。さらにカウンセリングが行われる場についても概説する。適宜,簡易な心理テスト,ロールプレイおよび質疑応答を通した体験的な学びも取り入れて概念理解を深める。 |
授業計画 Class Plan |
1.「カウンセリング」という心理的援助の姿
2.カウンセリングの段階 3.カウンセリングにおける問題解決法の実際 4.カウンセリング初期における課題 5.カウンセリング中期における課題 6.カウンセリング後期における課題 7.カウンセリング実施上、よくある課題 8.カウンセリングの流れについてのまとめ 9.カウンセリングの学び 10.組織におけるカウンセリング1:理論編 11.組織におけるカウンセリング2:実践編 12.カウンセリングの実際1:医療機関における実践例 13.カウンセリングの実際2:一般企業における実践例 14.カウンセリング実践から心理臨床理論を読み解く1:力動論 15:カウンセリング実践から心理臨床理論を読み解く2:行動論 定期試験 10回目〜15回目には、質問を共有するためのグループワークをすることがある。 |
授業方法 Class Method |
双方向での講義型を基本とするが,適宜簡単な演習を取り入れる。
視聴覚教材を用いることがある。 |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
予習:予習:教科書の該当する範囲を読んで,疑問点を持って授業に臨む。
復習:レジュメや教科書,参考文献を読んで内容を補足しておく。 |
評価方法 Evaluation Method |
・試験期間中に試験を実施(50点) ・レポート[作品含む](50点) |
教科書 Textbook |
國分康孝/カウンセリングの技法/誠心書房 |
参考書 Reference Books |
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地域との連携 Cooperation with the Community |
学んだ内容は、学生時代には地域のボランティア活動等で、生きた知識として活用することができる。 |
担当教員への連絡方法 How to make Contact |
メールを用いる。
※メールアドレスおよびオフィスアワーはSTUDENT GUIDE for Academic Studies参照 |
受講上の注意 Notices |
12回目以降には実際にあった事例の一部を紹介する場合がある。大切に聴くこと。 |
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
【心理コース】
1.知識・理解 1-1 心理学に関する基礎的・専門的知識を有している。 2.技能・表現 2-2 人と社会との関係を理解し、様々な課題の解決に社会福祉学の専門的知識を統合し活用できる能力を有している。 3.思考・判断 3-3 身の回りの様々な現象を既有の専門知識と結びつけて分析的・論理的に考えることができる。 4.態度・志向性 4-2 個人および個人と他者との関係に関心をもち、多様な場面において人との関係づくりができる。 【社会福祉コース】 1.知識・理解 1-1 心理学に関する基礎的・専門的知識を有している。 2.技能・表現 2-2 人と社会との関係を理解し、様々な課題の解決に社会福祉学の専門的知識を統合し活用できる能力を有している。 4.態度・志向性 4-2 個人および個人と他者との関係に関心をもち、多様な場面において人との関係づくりができる。 |
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