シラバス参照 |
年度 | 2018 |
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科目名 | 家族心理学 |
担当者名 | 佐藤 安子 |
単位 | 2 |
科目目的 Course Objectives |
人類にとって、自分にとって家族はどのような意味があるのかを考えられるようになる。さらに、家族成員のあり方を心理学的に考えられることが目的である。 |
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到達目標 Class Goal |
自分の考えと他者の意見を双方向に交流することを通じて、大学の最終学年で、家族と家族心理についての、自分の考えをしっかり持つことができることが目標である。 |
授業内容 The Content of the Course |
講義の前半では、家族の起源から現代社会における様々な形態の家族について概観する中で、家族とは何かについて検討する。後半では、現代の家族をとりまく諸問題について、実践トピックにそってグループで学習したことを全体に対して発表し、質疑応答を通して、理解を深める。 |
授業計画 Class Plan |
1. 「家族」とは何か
2. 発達する「家族」 3. ジェノグラムとエコマップ 4. 家族成立の前段階 5. 結婚による家族の成立期 6. 「親になる」時期 7. 「子育て」の時期 8. 「子どもたちの巣立ち」の時期 9. 老年期の家族 10.家族への援助のあり方 11. 夫婦関係の危機と援助 12. 子育て支援 13. 家族にかかるストレス 14. 女性と家族 15. 男性と家族 |
授業方法 Class Method |
第1回〜第9回までは、講義形式を中心であるが、一部演習を取り入れる。第10回〜第15回までは、提示する実践トピックの中から、グループで取り組む課題を選択・設定し、グループで学習した内容をまとめて、全体に対して発表し、質疑応答をする。 |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
予習:教科書の該当する範囲を予習しておくこと。
復習:講義内容を復習する中で、後半に取り組む課題発見を行うこと。 |
評価方法 Evaluation Method |
・レポート[作品含む](50点) ・平常点等(50点) 平常点等配点内訳:口頭発表20点、ミニレポート30点 |
教科書 Textbook |
中釜洋子・野末武義・布柴靖枝・無藤清子著/家族心理学―家族システムの発達と臨床的援助/有斐閣ブックス |
参考書 Reference Books |
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地域との連携 Cooperation with the Community |
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担当教員への連絡方法 How to make Contact |
メールを用いる。
※メールアドレスおよびオフィスアワーはSTUDENT GUIDE for Academic Studies参照 |
受講上の注意 Notices |
グループでの学習と発表があることを承知で受講すること。 |
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
1.知識・理解 1-1 心理学に関する基礎的・専門的知識を有している。
2.技能・表現 2-3 自らの考えを他者に伝えられるコミュニケーション能力およびプレゼンテーション能力を有している。 2.技能・表現 2-4他者との円滑な関係を構築し、それを維持しながら多様な人々と協働することができる。 3.思考・判断 3-2 問題に対する解決策を立案し、実行することができる。 3.思考・判断 3-3 身の回りの様々な現象を既有の専門知識と結びつけて分析的・論理的に考えることができる。 4.態度・志向性 4-1 社会環境および人間関係における課題を自ら発見し、解決しようとする積極的な姿勢をもつ。 4.態度・志向性 4-2 個人および個人と他者との関係に関心をもち、多様な場面において人との関係づくりができる。 |
シラバス参照 |