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年度 | 2019 |
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科目名 | 言語情報・文献管理特論U |
担当者名 | 工藤 彰 |
単位 | 2 |
科目目的 Course Objectives |
Tを踏まえてさらに、様々な有形・無形文化財からなる文化遺産への理解、これら文化情報資源の記述方法と視覚化、関係する用語研究、デジタルアーカイブ等知識資源の問題をテーマとして、発展的な学習を行う。 |
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到達目標 Class Goal |
文化遺産への理解、文化情報資源の記述方法と視覚化、用語研究、デジタルアーカイブ等の発展的な知識と技能を身に付けている。 |
授業内容 The Content of the Course |
図書・出版物、公文書、美術品・博物品・歴史資料といった公共的な文化資源情報をデジタル化し、ネット上で電子情報として共有・利用できる仕組みであるデジタルアーカイブが近年急速に広がりを見せている。本講義では、デジタルアーカイブの構築から連携、実例、そして今後の展開に至るまで、幅広い観点からデジタルアーカイブに対する問題意識を養う。またMLAへの実地学習を通してその取り組みを詳細に調査する。 |
授業計画 Class Plan |
第1回 ガイダンス:にしのみやデジタルアーカイブ
第2回 デジタルアーカイブとはなにか 第3回 デジタルアーカイブのユーザーを考える 第4回 アーカイブからデジタルアーカイブへ(1) 第5回 アーカイブからデジタルアーカイブへ(2) 第6回 デジタルアーカイブの条件(1) 第7回 デジタルアーカイブの条件(2) 第8回 多様なアーカイブ(1)地域、震災 第9回 多様なアーカイブ(2)脚本、映画 第10回 多様なアーカイブ(3)放送、音楽 第11回 多様なアーカイブ(4)アニメ、ゲーム 第12回 多様なアーカイブ(5)書籍 第13回 MLAを訪れる 第14回 これからのデジタルアーカイブ 第15回 発表・まとめ |
授業方法 Class Method |
講義(受講人数によっては、輪読・ディスカッションを行う可能性がある)、実地学習 |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
デジタルアーカイブに関するニュースを普段から収集し、どのような問題が議論されているかを気に留めること。また講義で不明だった専門用語や概念があれば調べておくこと。 |
評価方法 Evaluation Method |
・レポート[作品含む](50点) ・平常点等(50点) 平常点等配点内訳:発表(40点)、授業への積極的参加(10点) |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
最終授業で全体に対するフィードバックを行う。 |
教科書 Textbook |
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参考書 Reference Books |
岡本真 柳与志夫/デジタルアーカイブとは何か――理論と実践/勉誠出版 岡本真 柳与志夫/デジタルアーカイブの最前線 知識・文化・感性を消滅させないために/講談社ブルーバックス 吉見俊哉/アーカイブ立国宣言:日本の文化資源を活かすために必要なこと/ポット出版 柳与志夫/入門デジタルアーカイブ まなぶ・つくる・つかう/勉誠出版 福井健策/誰が「知」を独占するのか―デジタルアーカイブ戦争/集英社新書 渡邉英徳/データを紡いで社会につなぐ デジタルアーカイブのつくり方/講談社現代新書 |
地域との連携 Cooperation with the Community |
西宮市または関西のいずれかの場所に出向いての実地学習を含む。 |
担当教員への連絡方法 How to make Contact |
Student Guideに記載のオフィスアワー、メールアドレスを確認してください。 |
受講上の注意 Notices |
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卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
1.知識・理解 1−2 自国および他国の文化に対する理解を深め、日本の言語・文学との関連性を体系的に把握している。
2.技能・表現 2−2 情報機器(ICT)活用技能を含む諸技能と豊かな表現力を身につけている。 |
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
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