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年度 2019
科目名 運動器の解剖と機能U
担当者名 中堀 千香子
単位 2
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科目目的
Course Objectives
健康の保持・増進、競技力向上を科学的に考えていく上で、まず第一にその対象であるヒトの「構造が正常である。」「機能が正常である。」とはどういうことかを知る。
到達目標
Class Goal
医師、コーチ、指導者、トレーナーと共通の認識、共通の言語をもって話ができることを目標とする。
授業内容
The Content of the Course
スポーツに関わるものにとって人体の運動器系の解剖学、およびその機能の学習は極めて重要なものである。身体を構成する骨、筋肉、人体、神経系の構造と機能的役割について学び、生涯にわたる人間の健康の維持増進・競技スポーツの発展に寄与・貢献していくために不可欠な知識を学んでいく。
前期の「運動器の解剖と機能T」と合わせて総合的に運動器の構造・機能について体系的に理解していく。
授業計画
Class Plan
第1回 ガイダンス / 運動器のしくみ(骨・関節・筋肉・神経の役割)

第2回 骨・関節のしくみと役割

第3回 筋膜と筋肉のしくみと役割

第4回 神経系のしくみと役割、運動の法則

第5回 上肢の解剖とその機能(上肢・肩・肘・手関節)@

第6回 上肢の解剖とその機能(上肢・肩・肘・手関節)A

第7回 上肢の解剖とその機能(上肢・肩・肘・手関節)B /解剖小テスト

第8回 下肢の解剖とその機能(股関節・膝関節・足関節)@

第9回 下肢の解剖とその機能(股関節・膝関節・足関節)A

第10回 下肢の解剖とその機能(股関節・膝関節・足関節)B

第11回 体幹の解剖とその機能(頸椎・胸椎・腰椎)@

第12回 体幹の解剖とその機能(頸椎・胸椎・腰椎)A

第13回 姿勢と歩行の仕組み(姿勢を支える筋肉・関節、姿勢異常)
 
第14回 姿勢と歩行の仕組み(正常歩行、異常歩行) 

第15回 筆記テスト
授業方法
Class Method
パワーポイントを使用した講義型授業
ワーク資料を用いた課題実施
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習:ワーク資料を使って解剖名称を予習する
   授業該当部分を教科書で予習して授業に参加すること。

復習:ワーク資料を使ってテーマにあった運動器の部位と動きについて丁寧に復習すること。
   授業該当部分を教科書で丁寧に復習すること。
評価方法
Evaluation Method
・レポート[作品含む](20点)
・平常点等(80点) 平常点等配点内訳:授業内テスト(60点)、授業への積極的参加度(20点)
レポートについては解剖の小テストおよび描写を実施

課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
小テストに対するフィードバックは適時授業内で解説する
授業内テストに対するフィードバックは正答、誤答の多かった問題の講評をClass roomにて実施する
教科書
Textbook
竹井 仁/筋肉と関節のしくみがわかる事典/西東社
Clem W. Thompson (著), R.T. Floyd (著), 中村 千秋 (翻訳), 竹内 真希 (翻訳)/身体運動の機能解剖/医道の日本社
参考書
Reference Books
財団法人 日本体育協会/公認アスレティックトレーナー 専門科目テキスト2 運動器の機能と解剖/財団法人 日本体育協会
地域との連携
Cooperation with the Community

担当教員への連絡方法
How to make Contact
電子メール、オフィスアワーはStudent Guideで確認
研究室:GA-603
受講上の注意
Notices
日本スポーツ協会 公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)必修科目
JAPO-ATを目指さない学生の受講も可能です。
競技者、健康系指導者・スポーツ指導者を目指す学生、教員・スポーツ医科学研究者を目指す学生にも役立つ内容です。
体系科目である「運動器の解剖と機能T」を受講していることがより深い理解を得られて望ましいですが必修ではありません。
ワークシート、補助資料はClass roomより各自DLし授業に持参してください。
15〜45分の遅刻及び早退は2/3欠席として扱います。それ以外の場合は、一部出席しても欠席扱いとします。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解
1-1 健康・スポーツに関する基礎的・専門的な知識を修得している。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
アスレティックトレーナーとしてスポーツ現場に関わった経験から人体の運動器の解剖学と運動学のつながりについて基本的知識を提供する

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