科目目的 Course Objectives	患者の健康状態や治療状況を理解する上で重要な患者の身体各部や解剖学・生理学に関連する医学英語を理解し、その用語の構造に関して接尾語・接頭語に分けて語句の意味を予測したり、広く関連用語の語彙を増やすことを目的としている。また、よく医療現場で用いられる用語の使い方や略語の意味などについても理解できるようにする。
到達目標 Class Goal	１．身体各部や解剖学、生理学、病態学に関する英語について学び、どのように実際に使うのかを 　説明できる。 ２．医療現場で用いられる略語の基本的な意味を調べる方法を知り、原語と意味を記述することが 　できる。
授業内容 The Content of the Course	基本的な患者情報の理解を助けるものとして、患者記録（電子カルテなど）などに記載される医学用語（身体の部位の名称、バイタルサイン、病名、病歴、治療、薬剤名、検査名、処置名）の語彙を習得する。 特に、実際の医療場面で実際に使われている医学英語の意味や表現方法、使い方、関連用語、略語表記の方法などについて説明し、より具体的な臨床場面を結びつけて医学領域の英語を学習する内容である。
授業計画 Class Plan	第１回　First Visit to a Hospital　　　　　　　　　　　　　　 　　　　診療科に関する医学英語 第２回　How to Fill in a Registration Form　　　　　　　 　　　　医学英語の成り立ち 第３回　Let's Ask about Mr.Brown's Daily Activities　　　　 　　　　体表面パーツの名称（頭部）・神経系の医学用語 第４回　Mr. Brown's Symptoms　　　　　　　　　　　　　 　　　　体表面パーツの名称（全身）・消化器系の医学用語 第５回　Medical Checkup 1　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　臓器の名称・循環器、血液系の医学用語 第６回　Medical Checkup 2　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　医療スタッフの名称１・呼吸器系の医学用語 第７回　Mr. Brown's Diagnosis　　　　　　　　　　　 　　　 　　　　医療スタッフの名称２・筋骨格系の医学用語 第８回　Mr. Anderson's Symptoms　　　　　　　　　 　　 　　　　患者の訴えに関連した医学英語・泌尿器、生殖器系の医学用語 第９回　Let's Ask More about Mr. Anderson's Symptoms　 　　　　痛みに関する表現・耳鼻咽喉系の医学用語 第10回　Explaining Blood Test Results　　　　　　　　　　　 　　　　医薬品１・皮膚、関節系の医学用語 第11回　How to Take Medicine　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　医薬品２・免疫系の医学用語 第12回　Mrs. Johnson Feels Dizzy　　　　　　　　　　　　　 　　　　検査方法、治療に関連した医学英語１・内分泌系の医学用語 第13回　An MRI Test　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　 検査方法、治療に関連した医学英語２・細胞、組織系の医学用語 第14回　Recommending an Operation　　　　　　　　　　　 　　　　疾病と創傷に関する医学英語１ 第15回　Post-operative Care　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　疾病と創傷に関する医学英語２
授業方法 Class Method	講義形式（双方向）
準備学習（予習・復習等） Review and Preview	予習：予習は必ずしておくこと。 復習：講義内容を復習し、ノートを整理しておくこと。
評価方法 Evaluation Method	・試験期間中に試験を実施(40点) ・平常点等(60点)　平常点等配点内訳：小テスト60点：10点×6回
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback	最終授業で全体に対するフィードバックを行う。
教科書 Textbook	樋口 晶彦、John Tremarco/First Aid! English for Nursing/金星堂
参考書 Reference Books	竹林滋ほか/ライトハウス英和辞典/研究社 菱田治子、深谷計子/ナースのための英会話フレーズ/メジカルビュー社 園城寺康子、川越栄子/看護英語の基本用語と表現/メジカルビュー社 日本医学英語教育学会/医学・医療系学生のための総合医学英語テキスト Step1/メジカルビュー社 日本医学英語教育学会/講義録医学英語―語彙の充実と読解力の向上 (1) /メジカルビュー社
地域との連携 Cooperation with the Community	該当無し
担当教員への連絡方法 How to make Contact	電子メールアドレス・オフィスアワーはSTUDENT GUIDEを参照 研究室：G-104
受講上の注意 Notices	不明な英単語は必ず授業の当日までに、意味、発音を辞書で調べておくこと。 授業中に必ず発表させるので、予習を怠らないこと。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy	１．知識・理解　１−１　人の生活を理解するための幅広い教養や基礎知識を身につけている。 ２．技能・表現　２−１　生命の尊厳と人権尊重を基盤とした倫理観と人の価値観を尊重した 　コミュニケーション方法を身につけている。 ３．思考・判断　３−１　人の生活や健康を支える様々な要因（身体心理社会的）についての情報 　を収集し、分析することができる。
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents	内科医として勤務している経験を基に、日常よく使う医学専門用語を解説し、実際に使用される場面を紹介する。

シラバス参照