シラバス参照

年度 2019
科目名 日本文学入門U
担当者名 小泉 京美
単位 2
履修便覧ページへ
★★「単位」には開講学年の単位が表示されています。★★
★★「単位」が「-(ハイフン)」で表示されている場合は各自の履修便覧で単位を確認してください。★★


科目目的
Course Objectives
日本近代文学を学習・研究するのに必要な知識を習得し、日本文学に対する様々な観点を知る。また本科目は、中学校教科国語を教授するに足る基礎的知識および技能等を修得し、教職実践力と関連づけて理解することを一目的とする。
到達目標
Class Goal
日本近代文学について、大学での学習・研究に必要な視点を獲得している。教職課程履修学生は、学修内容を当該の中学校教科内容および教材に関連づけて主体的に探求する。
授業内容
The Content of the Course
日本近代文学を代表する作家の小説を読み進めながら、文学作品を研究的に読むための基本的な知識と姿勢を学ぶ。適宜、作家の紹介や時代背景など文学史的な知識も取り入れる。授業中のワークや質疑をとおして、自分自身の小説の読み方を探ってほしい。
授業計画
Class Plan
第1回 ガイダンス
第2回 志賀直哉「小僧の神様」@
第3回 志賀直哉「小僧の神様」A
第4回 国木田独歩「鎌倉夫人」@
第5回 国木田独歩「鎌倉夫人」A
第6回 横光利一「蠅」@
第7回 横光利一「蠅」A
第8回 横光利一「蠅」B
第9回 太宰治「千代女」@
第10回 太宰治「千代女」A
第11回 太宰治「千代女」B
第12回 森鴎外「舞姫」@
第13回 森鴎外「舞姫」A
第14回 森鴎外「舞姫」B
第15回 確認テスト
授業方法
Class Method
基本的には講義形式で行うが、作品を輪読する他、記述式のワークにも取り組んでもらう。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習:作品本文を音読するための予習をしてもらう。また、本文中の基本的な語句については、あらかじめ辞典等で調べて意味を理解しておく必要がある。

復習:プリントやノートを確認して授業内容を十分に理解しているか点検する。
教職課程履修学生は、中高教育実習での研究授業場面や卒業後の中高正規授業での指導場面を想定して、本科目の修得内容を活用しつつ、「中高教科の自主的教材研究」に主体的に取り組む。その際、当該教科の学習指導要領および教科書等を積極的に活用する。
評価方法
Evaluation Method
・平常点等(100点) 平常点等配点内訳:第15回で実施する確認テスト(70点)と授業への積極的参加度(30点) で評価する。

課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
授業時間内に適宜行う。
教科書
Textbook
授業中に配付するプリントを使って授業を行う。
参考書
Reference Books

地域との連携
Cooperation with the Community

担当教員への連絡方法
How to make Contact
メールまたはオフィスアワー
受講上の注意
Notices
授業内で提起する問題に対して関心を深め、積極的に探究する意欲を期待する。

教職課程履修学生は、この授業科目終了後、教職課程履修カルテの自己評価シート欄に必要事項を必ず入力すること。また成績評価発表以降に、成績とともに担当教員によるコメントを参照し自己の学習状況について把握する。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解 1−1 日本語および日本文学に関する基礎的また専門的知識を修得している。
3.思考・判断 3−1 日本語・日本文学に関して身につけた専門的知識を捉えかえし、批判的に考察する能力を備えている。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents


シラバス参照