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年度 2019
科目名 児童英語B
担当者名 乾 敬子
単位 1
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科目目的
Course Objectives
前期の「児童英語A」に引き続き、子どもに英語を教えるための教授法を学ぶ。コミュニカティヴ言語指導が中心となる児童英語教育の具体例とその裏づけとなる理論を学びながら、現在、注目されている小学校英語教育を中心に早期英語教育の意義と目的について研究し、児童英語教師としての実践力を養成することを目的としている。
到達目標
Class Goal
前期の「児童英語A」に引き続き、具体的な経験と伝達性のある場面を通して目標言語を体得していく児童期の子どもに対しては、視覚教材や事物、身体的活動を利用した指導法が求められる。また子どもの発達段階と段階ごとの特性に応じたさまざまな指導法も学ぶ必要がある。授業では、教科書や資料等から子どもの発達や言語習得、教授法に関する知識を学び、ビデオ視聴や実際の教具を用いた実践を通して指導技術を磨く。
授業内容
The Content of the Course
後期では、前期で学んだ児童英語教育の理論や知識、指導法に加えて、より実践的な指導技術を身につけるための授業を進める。子どもたちが英語学習を楽しいと感じられる指導法を模擬授業を通して学び、国際理解教育としての児童英語教育にも言及する。さらに授業の流れや授業計画の立て方、中学英語との連携、指導者の資質などの知識も学ぶ。
ただし、以下の授業計画は受講生の興味関心、理解度、時間的制約などに柔軟に対応して変更されることもある。また、条件が整えば学生の要望に応えて近隣の小学生・中学生の小グループに、英語の歌、ゲーム、ストーリー等のプレゼンテーションを行う機会をもつ可能性もある。
授業計画
Class Plan
1. 授業ガイダンスと前期講義内容の概略
2. 理論と実践 「歌、ジャズチャンツ指導法」(T)
3. 理論と実践 「歌、ジャズチャンツ指導法」(U)
4. 理論と実践 「歌、ジャズチャンツ指導法」(V)
5. 理論と実践 「ゲームアクティヴィティ指導法」(T)
6. 理論と実践 「ゲームアクティヴィティ指導法」(U)
7. 理論と実践 「ゲームアクティヴィティ指導法」(V)
8. 国際理解教育と言語教育(T)
9. 国際理解教育と言語教育(U)
10. 指導計画の立て方: 授業構成と各構成要素の指導内容、到達目標の設定まで
11. 指導計画作成(T)
12. 小学校英語の位置づけ-中学英語との連携
13. 指導計画作成(U)
14. 実践活動
15. フィードバックと試験
授業方法
Class Method
アクティヴラーニングが基本。指導法の実践では学生参加型活動も多く含まれている。
常に教育や言語習得といった講義内容に関する分野に興味、関心、問題意識を持って、授業内では発表や意見、質問等も自ら積極的に行い、能動的に学ぶ姿勢が望ましい。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習:配布資料が事前にある場合は、次の授業までに必ず目を通してくること。提出課題や発表課題がある時は、その準備。
復習:配布資料を熟読して、毎回の講義内容をしっかり理解すること。興味、関心のある分野については自ら調べる。
評価方法
Evaluation Method
・平常点等(100点) 平常点等配点内訳:授業内試験(40点)・提出物(20点)・発表や意見、質問等を含む授業への積極的参加度(40点)

課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
課題や発表、プレゼンテーションについては、その都度コメントする。
最終授業で全体に対するフィードバックを行う。
教科書
Textbook
プリント配布
参考書
Reference Books
中山兼芳 編/児童英語教育を学ぶ人のために/世界思想社
樋口忠彦・泉 恵美子他 /新編小学校英語教育法入門/研究社
地域との連携
Cooperation with the Community

担当教員への連絡方法
How to make Contact
keikoi@mukogawa-u.ac.jp
受講上の注意
Notices
後期は前期の講義内容を踏まえての内容となるため、出来れば前期からの継続受講が望ましい。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
2.技能・表現 2-2 専門分野の英語を理解し、発信することができる。
3.思考・判断 3-3 専門知識に基づいた、クリティカルな思考力を持っている。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents


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