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年度 2019
科目名 商空間計画
担当者名 梅田 隆生
単位 2
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科目目的
Course Objectives
単なる「かたち」(表面上)のデザインを勉強するだけでなく、商業を成立させるために必要な要素である立地分析、マーケット(市場)分析、事業性、商品MD、テナント、空間(動線)構成、店舗デザイン、運営計画、販売促進などがどのように関連づけられ構成されているかを知る。
到達目標
Class Goal
商業に関わるデザイン背景にある様々な要素を知ることで、より深くデザインについて考える力を習得する。
授業内容
The Content of the Course
商空間を学ぶ上で、商業とは何かを理解し、商業開発の流れを知る。その流れのなかで、デザインはどのように位置づけられ、関連されているのかを、より専門的で具体的(実社会)物件の実績を参考に解説する。
授業計画
Class Plan
1.ガイダンス 授業紹介
2.商業とは何か(商業の歴史、近年の状況など)
3.商業およびショップ開発の流れ(どんなスケジュールで進められるか)
4.郊外型商業施設の開発事例
5.都心型商業施設の開発事例
6.海外商業施設の開発事例
7.商業視点のリニューアル事例
8.商空間デザインコンセプトワーク事例
9.ショップデザイン手法(物販店[ファッションショップ・雑貨ショップ等])
10.ショップデザイン手法(飲食店[カフェ・レストラン等])
11.ショップデザイン手法(サービス店[美容院・ホテル等])
12.ショップ企画演習(1)
   講義の成果として、自分自身が考える理想の店舗、および商業施設について、企画立案して
   もらう。(表紙1枚、コンセプトシート1枚、イメージ図1枚、他)
13.ショップ企画演習(2)
14.ショップ企画演習(3) 提出
15.講評・まとめ
授業方法
Class Method
パワーポイント資料による講座形式。
毎時、授業のポイントに関する授業メモを配布し、各自で授業時に記入する。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
自分の身近にあるショップや商業施設について観察する。
(店舗のコンセプトが何を訴え、どんなお客様が来店しているかという視点で)
評価方法
Evaluation Method
・レポート[作品含む](90点)
・平常点等(10点) 平常点等配点内訳:授業への積極的参加度
・ショップ企画レポート【授業時の企画演習】(90点)と平常点など(10点)で評価する

課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
最終授業で全体に対するフィードバックを行う。
教科書
Textbook
授業時の配布資料による
参考書
Reference Books

地域との連携
Cooperation with the Community
地域における関連事例の参照
担当教員への連絡方法
How to make Contact
メール:ume@jedi-ts.co.jp
受講上の注意
Notices
自分が気に入っている店を探しておくこと。(後の演習授業でのテーマとなります)
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解 1−3生活を豊かにするモノに対して、造形的な観点からの素養を身に付けている。
2.技能・表現 2−2生活を構成する事象に対し、創造的なアプローチをし、表現する技能を有している。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
現在商業開発コンサルティング会社代表として活動していることを活かし、リアルな情報をもとにした商空間計画の実情を講義する。

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